社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
5日、大学襲撃事件の起きたケニア東部のガリッサで、ろうそくを持って犠牲者に祈りをささげるキリスト教徒(EPA=時事)
【ナイロビAFP=時事】大学が武装集団に襲撃され、148人が犠牲になる事件が起きたケニアは5日、3日間の服喪期間に入った。事件ではソマリアのイスラム過激派アルシャバーブがキリスト教徒らを標的に攻撃。ケニアの宗教関係者はこの日、過激派の狙いは「宗教紛争を起こすことだ」と警告し、宗教を越えた結束を呼び掛けた。
【クアラルンプール共同】マレーシアの首都クアラルンプール近郊で4日、ヘリコプターが墜落し、乗っていたナジブ首相の首席秘書官や下院議員ら6人全員が死亡した。目撃者によると、空中で爆発したという。マレーシアのメディアが5日伝えた。
救難信号は出ていなかったという。当局が飛行状況を記録したブラックボックスを回収し、原因を調べている。
6人は、中部パハン州で行われたナジブ氏の娘の結婚行事に出席し、クアラルンプール近郊の空港に戻る途中だった。墜落時、現場は激しい雨が降っていたという。
【ヨハネスブルク服部正法】ソマリアのイスラム過激派アルシャバブによるケニア東部ガリッサの大学襲撃事件で5日、襲撃グループがケニア人のアルシャバブ戦闘員で構成されていた可能性が高いことが分かった。当局者が毎日新聞の取材に明らかにした。事件に関与したとして拘束された5人のうち4人はソマリア系ケニア人とみられており、事件はケニア国内のアルシャバブ・ネットワークが主導したとの見方が浮上している。
AFP通信が伝えた目撃者の男子学生によると、襲撃メンバーはケニアの公用語スワヒリ語で「俺たちは死を恐れない。俺たちには良いイースター休暇(キリスト教の復活祭、今年は今月上旬)になるだろう」と話し、銃を乱射したという。ケニア紙スターは、襲撃者はソマリア系のアクセントがあるスワヒリ語で「ケニア軍はソマリアで子供、女性、老人を殺してきた。今回の攻撃は復讐(ふくしゅう)だ」などと話していたと報じた。
スワヒリ語はケニア、タンザニアなど東アフリカで使用されるが、ソマリアではほとんど用いられない。一方、ケニア北東部を中心に約250万人のソマリア系ケニア人がおり、多くがスワヒリ語を話す。ソマリアを拠点とするアルシャバブが隣国ケニアのソマリア系にも深く浸透しているとみられる。
アルシャバブはケニア国内で、インド洋沿岸のイスラム教徒が多い地域や首都ナイロビのスラムなどでも戦闘員の勧誘を活発化させている。今回の事件でケニア当局は首謀者として、アルシャバブ幹部でガリッサで以前、イスラム学校の校長をしていたとされるソマリア系ケニア人、モハメド・モハムド(別名クノ)容疑者を特定し、行方を追っている。
2日に発生した事件では、148人が犠牲となり、襲撃メンバー4人が現場で射殺されている。
河北省滄州市東光県内の化学物質貯蔵施設で2日午後2時半ごろ、爆発が発生した。容器が次々にはぜ飛んで、燃える液体を振りまいた。周囲を火の海にして、黒煙を噴き上げた。同事故を伝えた記者によると、生産活動における安全問題を担当する当局部署に問い合わせたところ「通報は受けていない」と答え、事故について知らなかったという。新浪河北などが報じた。
爆発が起きたのは、企業が経営する化学物質貯蔵施設。同施設のすぐ近くにはガソリンスタンドがある。給油中だったという運転手によると「耳をつんざく爆発音がしました。続いて、熱い空気の波が、ドーンと押し寄せてきました。本当に驚きました」という。
別の目撃者によると、爆発は何度も発生した。化学物質の容器とみられる物体が、次々に空中に投げだされた。そのたびに巨大な炎の塊が発生。炎はやがて黒煙になり、風になびきながら何十メートルも上っていった。
消防や警察は現場近くの道路を封鎖した。現場近くの消防署だけでは対処できず、近隣の署にも応援を求めたので、消防車約20台が現場に駆けつけることになった。火は約3時間後に消し止められたという。
同爆発で死傷者は出なかった。
同事故を伝えた地元紙、燕趙都市報の記者によると、貯蔵施設の所在地である東光県の環境保護局関係者に問い合わせたところ、「火災を発生させたのは危険化学薬品を貯蔵する企業であり、局として(周辺の汚染状況測定などの)の手順にもとづき作業を始める」と回答した。
次に、生産活動に安全問題を担当する安全生産監督管理局に問い合わせたところ、「危険化学薬品を貯蔵する企業が爆発炎上したとの通報は受けていない」と回答したという。
滄州市では1日にも、石油貯蔵タンクの爆発が発生した。
**********
◆解説◆
よく知られるように、中国ではメディアが共産党や当局の監督下に置かれている。そのため、地方のメディアが地元当局の批判をするのには、困難が伴うとされている。上記記事は直接の地元当局批判をしていないが、読者は安全生産監督管理局の怠慢を読みとれるような書き方をしている。
共産党や政府は、メディアによる行政などの問題点指摘については「社会による監督」として、歓迎する考えを示している。そのため、共産党中央や中央政府が監督する新華社などの「中央メディア」が地方当局の問題点を比較することは、比較的容易とされている。地方当局が「中央メディア」に干渉することは困難だからだ。…
痛んだ体でよくそれほどの長い距離、長い時間をじっと耐えたものである。道路にいきなり飛び出した犬が車に衝突するも、運良くバンパーの内側にすべり込み、そのまま車は高速道路を走り続けたという。
先月26日、中国の中央部を走っていた黒い普通乗用車フロントバンパーから、大変長い間そこに挟まっていた1匹の茶色い犬が保護された。Loudi Zhangさんという車の運転手は、湖南省の鳳凰県の道路でこの犬をはねた記憶があったが、高速で走っていたこともあって降りて確認しておらず、てっきり死なせてしまったと思いこんでいた。
だがそこから400kmほど走ったところで車の前面からふと犬の吠え声が聞こえ、彼はやっと車を停めて確認することに。そこでフロントバンパーにはまり込んだ先ほどの犬を発見し、保護したのであった。その後自分の故郷に到着すると、Zhangさんはすぐにその犬を連れて獣医のもとへ。幸いにも傷は軽く、野良犬でしょうとの判断に彼は迷わずその犬を自分が飼うことに決めたという。
Zhangさんはメディアに「運命の出会いが僕とこの犬を結びつけてくれた」と感動たっぷりに話しているが、「もっと早く確認して保護してあげるべきだった」という批判の声も多いようだ。
※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)