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首都圏に住んでいると「島って遠いなぁ」と感じる人が多いかもしれないが、実は日帰りでも島旅ができる場所がある。伊豆諸島だ。大小さまざまな島で構成されている伊豆諸島の中でも、伊豆大島は一番本島から近く、都内の本島からは空路で約30分、海路で約1時間45分の道のりとなる。かつ、伊豆大島は伊豆諸島最大の島であり、自然もグルメもいっぱい。そこで今回、急きょ島旅を思い立った人にもオススメしたい、伊豆大島の遊び方を紹介しよう。
の空旅なら本島から30分でビュン!
活火山の恵が陸にも海にも
伊豆大島は本島の東京から約120kmの大平洋上に浮かぶ島で、海路は東海汽船が竹芝桟橋(東京)のほか、横浜桟橋(神奈川)、久里浜(神奈川)、熱海港(静岡)から伊豆大島までの船を運航している。一方空路であれば、ANAグループが羽田空港(東京)から、新中央航空が調布飛行場(東京)からとなる。時期にもよるが、海路・空路ともにほぼ毎日運航されているので、自分のスケジュールに合わせて選んでみるといいだろう。
湖のように穏やかな波浮港。かつては遠洋漁業の中継港だったそう
そんな伊豆大島には何があるのか。島に中央には、”御神火(ごじんか)”として島の人々に親しまれている活火山「三原山」(標高758m)があり、その東側には「裏砂漠」と呼ばれる黒々した砂漠がある。噴火で噴出した石が降り積もってできた砂漠では、ちょっとした異世界を感じるだろう。そんな三原山周辺には散策コースがいろいろあり、1~2時間程度から楽しむことができる。
”御神火(ごじんか)”として島の人々に親しまれている「三原山」
島の南西側にある高さ30m・長さ600mにも及ぶ「地層大切断面」は、伊豆大島における噴火の歴史を知ることができる場所。約100~150年周期で大噴火が起きてきた伊豆大島で降下堆積物が幾重にも積み重なり、まるでバームクーヘンのような巨大なしま模様が形成されている。
「地層大切断面」。想像以上の大きさにきっとびっくりするはず
活火山の島であるゆえに、温泉が豊富に湧き出ているのも特長のひとつ。島の西側にあたる元町港そばの長根浜公園には「元町浜の湯」があり、目前に太平洋を背後には三原山を見渡せる眺望が楽しめる。なお、こちらは混浴のため水着の用意をお忘れなく。また、流れ出た溶岩は海中にも複雑な地形を作り出している。海にすむ生物たちの生活をスノーケリングやスキューバダイビングでのぞき見てみるのもいいだろう。
混浴の「元町浜の湯」。夕暮れ時には沈む太陽を湯につかりながら望むこともできる
島ではバスやタクシーのほか、レンタカーやレンタサイクルなども用意されているので、ぐるっと島を巡ってみるのもオススメ。ちなみに、筆者も自転車で巡ったことがあるが、島のいろいろなスポットを巡りながら一周しようとすると2日がかりになる。場所によっては急勾配もあるので、やや健脚向けかもしれない。
べっこう寿司は唐辛子醤油がポイント
もちろん、島ならではのグルメも注目! 伊豆諸島の郷土料理として知られている「べっこう寿司」は、島で水揚げされるメダイやブダイなどの白身魚が使われる。ポイントは唐辛子醤油。普通のとうがらしよりも辛みの強い島唐辛子と醤油で魚を漬け込むため、ネタはつややかなべっこう色になる。
もうひとつ、伊豆諸島の名物には「明日葉」もある。ビタミンやカルシウム、鉄分などの栄養がたっぷり詰まった明日葉は、チャーハンにしてもよし、そのまま天ぷらにしてもよし。島の飲食店ではべっこう寿司や明日葉を用いた様々な料理を振る舞っているので、ぜひ島ならではの味を楽しんでいただきたい。
島の魚をのせた「べっこう寿司」
「明日葉」は様々な料理で楽しめる
椿が咲き誇る今がオススメ
伊豆大島に一番人が集まるのが、毎年冬に開催される「椿まつり」のシーズンだ。今年は1月15日~3月22日にかけて行われており、島のいたるところで鮮やかに咲き誇った椿が楽しめる。また、椿まつりメイン会場の「椿プラザ」では、大島民謡によるあんこの手踊りなど伊豆大島の郷土芸能が披露される。会場ではそのほか、屋台グルメの提供や、伊豆大島伝統の「あんこ」さんの衣装の無料貸し出しも実施している。
「椿まつり」では大島民謡によるあんこの手踊りも披露
島のいたるところで椿が見られる
椿が見頃となるシーズンは3月中旬までだが、3月下旬になれば大島桜とともに椿を楽しむことができる。「明日の予定がまだない……」という方、ちょっと行くだけで始まる”島時間”を伊豆大島で楽しんでみてはいかがだろうか。
白い花をつける伊豆大島原産の大島桜。早咲きのため2月から咲き始める
取材協力: 大島観光協会
JR東日本は12日、ビーコン(音波装置)を活用したスマートフォン向けの山手線チェックイン機能を9月までの期間限定でトライアル提供すると発表した。
スマートフォン向け山手線チェックイン機能のトライアル提供がスタート
この機能は、各車両に設置したビーコンが発する信号をスマートフォンアプリで識別することで、乗車中の列車や号車を判定するというもの。これを活用することで、乗客に対して位置情報や時間帯などに対応したリアルタイムな情報などを提供することが可能になる。
今回はこの山手線チェックイン機能をJR東日本以外の事業者にもトライアルとして提供し、各事業者からの情報配信に活用してもらうという。すでに、NTTドコモとサントリービジネスエキスパートの2社がこのトライアルを活用してポイントやクーポンを配信するサービスを実施することが決まっているとのこと。
JR北海道はこのほど、新幹線走行中の地震発生に備える地震対策について発表した。地震をすばやく検知してすみやかに架線への送電を停止し、列車を減速・停止する「早期地震検知システム」を導入するほか、車両の逸脱防止対策を車両やレールに施すという。
北海道新幹線H5系
地震発生時には、速度が速く揺れの細かいP波がまず発生し、その後に揺れが大きく破壊力のあるS波が起こる。このことから、北海道新幹線でも他の新幹線と同様、線路沿線と大規模地震が想定される震源域の近くに地震計を設置し、P波をいち早く検知して列車に非常ブレーキをかけるという。地震計設置場所として、線路沿線に20km間隔で8カ所、震源域の近くに9カ所を設け、それぞれの場所に2種類の地震計を備えることで2重の保安体制をとる。地震発生時にはいったん列車を停止して地上設備の点検などを行い、安全を確認した場合には運転を再開することとする。
車両の逸脱防止対策としては、台車下部の車輪より内側に「逸脱防止ガイド」と呼ばれる部品を装着。万が一脱線した際も、逸脱防止ガイドがレールの内側に引っかかることで、車両の移動量を最小限に抑える。
また、中越地震(2004年)で脱線した車両の車輪がレール締結装置のボルトを多数損傷させる事例があったことから、北海道新幹線ではボルトの頭を高く出さずにレールを両サイドから押さえ込む「レール転倒防止装置」を5mに1カ所程度設置。万が一、他のボルトの頭が損傷した際にもレールが大きく動かないようにするという。
ハワイアン航空では3月1日より羽田~ホノルル線の機内食をリニューアルし、ハワイらしさを感じられるメニューとして、ビジネスクラスで「牛肉のカレカレ」、プレミアムエコノミー「エクストラ・コンフォート」とエコノミークラスには「鶏から揚げむすび」を提供している。
「牛肉のカレカレ」
「鶏から揚げむすび」
ハワイアン航空では、搭乗した瞬間から本物のハワイを感じることができるよう、ハワイらしさにこだわったサービスを提供している。カレカレとは、肉と野菜をピーナッツソースで煮たシチューで、元はフィリピンのポピュラーな伝統料理。今回の「牛肉のカレカレ」には、ピーナッツソースのかわりにカシューナッツソースを用いることで、よりマイルドな味わいに仕上げている。
「エクストラ・コンフォート」とエコノミークラスに導入される「鶏から揚げむすび」は、羽田~ホノルル線就航以来の人気メニューであった「スパムむすび」をアレンジしたもので、スパムの代わりに鶏のから揚げを巻く新スタイルを採用。赤・黄・緑の3種類のカラーバリエーションがあるランチボックスの中には、海苔巻きセットと鶏のから揚げ、卵焼きと漬物を詰め合わせた。なお、同じく「エクストラ・コンフォート」とエコノミークラスの人気メニューである、ハワイのソウルフード「ロコモコ」は今後も引き続き提供する。
三菱航空機の新社長 森本浩氏
YS-11以来約50年ぶりの国産旅客機かつ初の国産ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機は3月11日、4月1日付の役員人事を決定した。
3月31日付で代表取締役 会長最高経営責任者(CEO)の江川豪雄氏、代表取締役社長 最高執行責任者(COO)の川井昭陽氏が退任し、三菱重工業から執行役員 森本浩氏が代表取締役社長に就任する。なお、三菱航空機の常務執行役員 篠原裕一も退任となるが、4月1日より三菱重工業に復職する。
森本氏は京都大学経済学部を卒業後、昭和52年(1977)に三菱重工入社。海外戦略本部海外事業管理部長を経て、同社の米国法人社長を務めた。三菱重工に復帰後は、エネルギー・環境ドメインの営業戦略統括部長などを経て、2015年1月に交通・輸送ドメインの副ドメイン長に就任した。
なお、同じ4月1日より総務部および経営企画部を廃止し、各グループおよび東京支社を本部直轄へ変更。また、カスタマーサポート企画部を廃止し、プロジェクトマネジメント部を新設する。
MRJは今年第2四半期に初飛行を予定しており、順調に進めば、2017年上期の型式証明取得、同年第2四半期に初号機引き渡しを計画している。
最終組み立てを実施している三菱重工業 名古屋航空宇宙システム製作所 小牧南工場で、2014年12月に撮影されたもの(写真提供: 三菱航空機)