社会そのほか速
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3月上旬、北朝鮮は外国人に対して実施していたエボラ出血熱対策の入国制限を解除した。事実上、昨年10月から鎖国状態となっていたが、ここへきてようやく受け入れを再開した。だが、春節はすでに終わり、貴重な外貨収入が期待できる「爆買い」中国人ツアー客の恩恵は受けることができなかった。それでも北にとって、中国人観光客が金ヅルになっているのは紛れもない事実。北の土産物屋で並ぶグッズを探ると、「これでもか」というほど、スゴいシロモノが売られていた。
<画像はこちらから>
中国人向けの北朝鮮ツアーは、日帰りから数日間の本格的な周遊まで、多様なメニューが用意されている。ツアー代金は日帰りだと250元(約5,000円)から。宿泊が伴う場合は1,000~5,000元(約2~10万円)以内で行けるため、気軽な海外旅行先として人気を集めている。
一方で、北朝鮮にはモノがない。最新鋭の炊飯器やカメラといった、「爆買い」中国人が好むアイテムは皆無だ。
そんな中でも生きるためには金儲けをしなきゃならんワケで、南部の大都市、開城(ケソン)特産の高麗人参や関連のお茶、健康食品、医薬品は土産物としてわりと人気があるという。
筆者が入手した中国人観光客が撮影した北朝鮮国内の写真には、「高麗人参」とばっちり漢字表記がなされていた。
中国人は、健康にバチッと効きそうな薬を好む。とある北の製薬メーカーは「糖尿病、腎臓病、高血圧、脳卒中、インポテンツ……」など、すさまじい効能書きのある薬品を開発し、土産物屋に陳列していた。
それが「金糖-2」注射薬だ。液体の入ったガラス製のアンプルを注射するという面倒くさい使用方法だが、ポスターには「無病長寿に効果あり」「鳥インフルエンザにも効きます」といい、事実であれば、鳥インフルがパンデミックした時に世界を救う特効薬になるかもしれない。
万能薬はこれだけではない。「パソコン疲れの目に効く鉱石」「血を浄化する指輪」など、1980年代のロールプレイングゲームを思い出させるアイテムもある。わが国のコエンザイムQ10もびっくりだ。
元手のいらない木工製品も多い。入手した写真で驚かされたのは、昭和の家庭で一家にひとつはあった「木彫りの熊」の存在だ。シャケをくわえた木彫り熊。田中義剛の花畑牧場の台頭で、北海道土産としては最近ではすっかり見かけなくなったが、今は中国人向けの『北の国から』土産として、主力になっているようだ。
(文=金正太郎)

少子高齢化の波は確実にヤクザ業界にも押し寄せている。それは彼らにとっては「危機的状況」といってもいいくらいだ。
山口組直参組織に所属する若手幹部のU氏はいう。
「全国の下部組織に在籍する若手有望株の組員が神戸の本家に集められ、参勤交代のように、平均2年間、住み込みで警備や親分の世話にあたるのが山口組の慣例としてある。かつてはその役にあたる若い衆は10代後半から20代前半の人間が中心だった。ところが、最近はしっかりとした若い奴がなかなか見つからない。いまでは、20代後半から30代半ばくらいまでの組員が本家に派遣されることも普通になってきている。深刻な人材難だよ」
初の6万人割れ
実際、暴力団員の数は年々減り続けている。警察庁の統計によれば、70年代までは20万人近くいたのが、2013年末時点で全国の暴力団構成員と準構成員は計5万8600人で、暴対法が施行された1992年以降、初の6万人割れとなった。現在ではさらに減少しているものと見られる。
この背景には少子高齢化や暴対法・暴排条例などの影響もあるだろうが、不良少年たちの「受け皿」の多様化もあると、警視庁組織犯罪対策課の刑事はいう。
「かつては、暴走族など非行少年・不良少年の行き着く先は暴力団が担っていたが、90年代に入った頃から、ヤクザ特有の厳しい上下関係や掟、しがらみを嫌う若者が増えたのが、まず大きい。そうしたヤクザにならない不良青年、不良中年たちは“半グレ”と化し、ヤミ金や詐欺などの犯罪に手を染めるようになっていった。今やヤクザになるよりも、半グレでいたほうが明らかにシノギもしやすいし、儲かる。こうしたオレオレ詐欺などの小グループが全国いたるところにあり、不良少年たちの受け皿になっている。ヤクザが減るのも当然だろう」
しかし、ヤクザ側もただ手をこまねいて見ているわけではない。幹部たちの危機感は相当なものがあるという。次稿では、現代ヤクザのリクルーティングについて触れてみたい。
(取材・文/小林靖樹)

公共の場で乳房を出して母乳を与えるのは是か非か。これを目の前でやられたら少年から大人の男性までどうにも困惑してしまうものだが、ブラジルでは“堂々とやってOK”という新法案が承認されたもようだ。
レストランで食事中に泣き出した赤ちゃん、おもむろに乳房を出して赤ちゃんの口にふくませる母親。周囲の男性客はもう気になって仕方がない様子だ。少し意地悪い目を向ける女性客と、小さな声で「ここでの授乳はちょっと…」と声を掛ける店長。しかしブラジルで、今後これをやったら罰金刑になることが決まった。母親ではなく、店長が罰せられることになる。
女性のパワーが非常に強いことで知られるブラジル・サンパウロ市。子育てに関してもしっかりと権利の主張を続けてきた彼女たちは今、飲食店から文化・教育施設までを含むすべての公共の場でオッパイをあげてよしという新たな権利を得たもよう。新法案の承認により、もしも授乳を妨げる者があれば1万8千円ほどの罰金が科せられることになると英メディア『metro.co.uk』ほかが伝えている。
公共の場での授乳に関して“是か非か”で結構もめてきた欧米。授乳中に「露出好きのアバズレ」といった侮辱の言葉を浴びせられる女性もいるといい、これでやっと授乳は猥褻な行為でもなんでもないことが、法の力で証明されたとサンパウロ市の女性たちは喜んでいる。
※ 画像はindependent.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

30分3900円という革命的な安値で遊べると話題になった、デリヘルのサンキューグループが摘発された。その内情を今回の摘発劇に居合わせた元嬢が語る。
「3900円(30分)のコースは2500円、5900円(45分)のコースは3600円がそれぞれ女のコがもらえる金額。加えてホテル代が別途2000円ほどかかるシステムでした」
前回(http://nikkan-spa.jp/810445)にも触れたが、彼女は面接時に『場合によっては本番もある』と言われたことを真に受け、「そんなものか……」と一番安い3900円のコースでも本番していた。わずか2500円で“女の武器”を使う彼女にも驚くが、店の取り分が1本あたり1400円とさらに少ないことも驚きだ。この金額で利益を出すためには、徹底したコスト削減があったという。
「私がネットカフェで捜査員に踏み込まれたように、この店は通常の風俗店にはある女のコの待機場所がない店舗も多いんです。プレイ料金に加えて消費税も取っていたんですが、コレもフツーの風俗店ならないですよね」
待機所も事務所もなし、女のコの給与も路上受け渡しするなど、徹底した経費削減による経営努力がサンキューグループを支えていたという。
取材・文/高木瑞穂
― [激安風俗店・サンキューグループ摘発]の思わぬ余波【3】 ―

阪神の和田豊監督が“サード西岡剛”に悩んでいる。
「和田監督自ら説得に当たりました。それも、4回も。西岡は二遊間の守備にこだわりが強く、自主トレのころ『正二塁手争いでもし負けたらベンチスタートでいい』とまで言い切っていました」(在阪記者)
和田監督の理想は『1番・鳥谷敬、3番・西岡』だ。二塁を守る上本博紀は失策も多く、好守でガチンコ勝負した場合、西岡に軍配が上がるだろう。しかし、フロントにも配慮しなければならなかった。
「フロントが上本と中堅手の大和を高く買っています。上本は契約更改の席で『生え抜きとして、自分がチームを引っ張っていく』と言い、その意気込みに、フロントは『頼りになる生え抜きが育ってきた』と喜んでいました。その上本を外すとなれば、和田監督のウケは悪くなるだけ」(同)
西岡の三塁コンバートは、さかのぼれば昨季終盤、外野に転向させる案も出ていた。「西岡の三塁守備はうまくない」と一軍首脳陣が判断したが、西岡はこの話を直接ではなく報道陣から教えられ、カチンときた。それが二塁固執発言につながった。
直接通達が遅れたのは、鳥谷の去就がハッキリしなかったことに尽きる。
しかも、和田監督が下手に出た経緯をバラしたのは、西岡だという。西岡はおとなしく三塁でノックを受け始めたが、グラブは二塁手用。こうした態度が反感を買わなければいいのだが…。
「阪神は先発投手のトレード補強を模索中です。和田監督が評価していても、トレードはフロント主導で進むもの。交換要員に西岡が加わったとしてもおかしくはありません」(同)
ここにきて西岡の調子自体が上がらず、和田監督は「新井もいい状態でいるし…」と三塁・新井良太もあることを示唆しだした。
阪神はベテランが多く、交換トレードはまとまりにくい。生え抜きではない西岡は放出しやすいだけに、ひと波乱起こりそうだ。