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火星の文明は核戦争により滅亡したのか? 火星探査機が「キノコ雲」を撮影する

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火星の文明は核戦争により滅亡したのか? 火星探査機が「キノコ雲」を撮影する

火星の文明は核戦争により滅亡したのか? 火星探査機が「キノコ雲」を撮影する

 

 昨年、米国物理学協会で有名なプラズマ物理学者が「火星の古代文明は宇宙人からの核攻撃により滅亡した」という論文を発表し話題になった。以前、トカナでも「火星の文明は宇宙人の核攻撃で滅亡した、次のターゲットは地球」という記事を掲載したので覚えている方も多いだろう。今回はまさに"核爆発?"と思われるような「キノコ雲」が、火星表面から立ち上がる写真をインドの火星探査機が撮影し、世界中から注目を集めているというニュースについてお伝えする。

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■核爆発か? 火星表面に立ち上る"キノコ雲"

 英「Daily Mail」紙によると、問題の画像は火星の赤道に沿って伸びる長さ4,000kmの巨大峡谷「マリネリス峡谷」付近で発見され、インドの火星探査機「マンガルヤーン」が撮影したものである。

 フランスの「You Tube」チャンネル「UFOvni Disclosure」は番組の中で「この巨大なキノコ雲は風塵からなる非常に珍しい雲であり、これは核またはメタンガスの爆発によるものだと考えるべきである」と主張しているが、豪サザンクイーンズランド大学・科学研究センターの天文学者であるジョンティ・ホーナー博士は「"火星で核爆発が起こっている"なんて面白い考えだけど、これは残念ながらクレーターの溝が角度によってキノコ雲のように見えただけだよ」と真っ向から反論している。

 しかしながら、昨年の米国物理学会でプラズマ物理学者のジョン・ブランデンバーグ博士の「火星の古代文明は宇宙人からの核攻撃により滅亡した」という論文には火星で核爆発があったことを裏付ける数々の証拠が発表されており再び注目が集まっているのだ。

■火星には高度な文明が発展していた

 ブランデンバーグ博士によるとシドニア地区にある有名な「火星の人面岩」は核攻撃により滅んだシドニア文明の遺跡であり、かつての火星は地球に似た環境で動物や植物の生命にあふれ、古代エジプトのような高度な文明が栄える美しい惑星であったという。

 当初、博士は火星表面に存在するウラン、トリウム、そして放射性カリウムなどの放射性物質の層は自然に起きた熱核爆発によるもの、と考えていたがその後の研究で「火星の大気中にある多量の核同位元素は水爆実験のものと酷似しており、これは宇宙からの核攻撃によって文明が消滅したという例証になる」と結論づけた。

 博士はこの見解をもとに、宇宙には非常に高い知能を持った生命体が存在し、彼らは目障りな文明を滅亡する技術を持ち合わせていることを想定。彼らにとって目障りならば地球も攻撃の対象となり得る、と警鐘を鳴らしているのだ。

 今回撮影されたキノコ雲は錯覚なのか、核爆発なのか憶測の域を出ないが、もしこれが「雲」であるとしたら"火星は重力が小さく、大気は存在しない"という発表も疑わしいものとなるだろう。くしくも撮影された昨年の10月19日は「サイディング・スプリング彗星」が火星に再接近した日でもあり、そこに何らかの関係があるのだろうか。
(文=遠野そら)

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