映画『ミルク』や『ローン・サバイバー』などで知られる俳優エミール・ハーシュが、去る1月に泥酔の末、映画会社の女性幹部に暴行したとして加重暴行罪に問われ、この度アメリカ・ユタ州の裁判所に出頭し冒頭手続きを済ませたという。

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　サンダンス映画祭開催中のパーティーで、泥酔したエミールが米パラマウント・デジタル・エンターテインメントの女性幹部にからみ、後ろから首を絞めたと伝えられた暴行事件。エミールは刑が確定すれば、第3級重罪で最長5年の服役と5000ドル（約60万円）の罰金、および軽罪で90日の服役と750ドル（約9万円）の罰金を課せられる可能性があるという。

　Deadlineによると現地時間16日、冒頭手続きのため3人の弁護士と共にユタ州の裁判所に出頭したエミールは、ひげを剃り散髪して手入れの行き届いた髪形に黒のスーツ姿で現れ、1月の逮捕時に行われなかったマグショット（逮捕写真）と指紋の採取に応じたという。管轄のサミット郡保安官事務所が、ネクタイを締めてこぎれいなエミールのマグショットを公開しており、Us Weeklyなど一部のメディアでは“最も品の良いマグショット”などと伝えられている。

　事件発生当時は、かなり酔っ払っていて何も覚えていないと話していたというエミールだが、今回の事態の重大さを真摯に受け止め、現在はリハビリ施設に入所し、治療に専念しているという。次回は4月13日に裁判所に出頭する予定とのことだ。