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本年度の洋画オープニング成績No.1、さらに実写ミュージカル映画としては『レ・ミゼラブル』を抜くオープニングNo.1という興行収入を記録した、ディズニーが贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。
本作でシンデレラを演じ、類い希なる歌声を披露しているのが、アナ・ケンドリックだ。今年は本作を含め3本の出演作が立て続けに公開され、日本でも“ブレイク必至”といわれる彼女が、現代を生きる女性たちも共感する本作の“シンデレラ”について語ってくれた。
おとぎ話の主人公たちの「めでたし、めでたし」の“その後”を描くブロードウェイ・ミュージカルを、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が映画化した本作。「誰もが知っているおとぎ話が、森を舞台に複雑に絡み合いながら展開していくわけだけれど、『ずっと幸せに暮らしました』というおなじみの結末の後に何が起きるのか、というおとぎ話の“その先”を追求しているのが、この映画のユニークで面白いところなの」と、アナは言う。
1997年にブロードウェイ・ミュージカル「High Society」でデビューし、いきなり12歳にしてトニー賞ミュージカル部門「ベスト・フィーチャード・アクトレス賞」にノミネートされたアナ。映画デビューは2003年。その後、『マイレージ、マイライフ』(’10)でジョージ・クルーニーを相手に好演を見せ、アカデミー賞「助演女優賞」にノミネート。『トワイライト』シリーズや『50/50 フィフティ・フィフティ』など、幅広い作品で順調にキャリアを重ねてきた。
そのアナが演じるシンデレラを始め、魔女(メリル・ストリープ)に導かれた登場人物たちが森の中で繰り広げるのは、人間のいい面も、イヤな面も交えた、まさに大人のためのおとぎ話。その中でシンデレラも、よく知られたプリンセスとは全く異なる姿を見せている。
アナは、「シンデレラが舞踏会から慌てて逃げ出すのは、真夜中の鐘と同時に魔法が解けて、素性がバレてしまうのを恐れているからではないわ」と明かす。では、なぜシンデレラは、チャーミングな王子(クリス・パイン)のパーティから逃げ出すことを選んだのだろうか。
「まともに会話を交わしたことすらない王子と結婚するなどおかしいと、直感的に悟る賢明さゆえなの。そのリアルさのために悩むことになる、思慮深い女性に描かれているわ」と、シンデレラの本当の想いに言及する。女子なら誰もが憧れる王子との結婚そのものに疑問を抱き、城を抜け出したというのだ。…