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お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が11日、都内で主演映画『新選組オブ・ザ・デッド』初日舞台あいさつに出席。長編映画初主演となった同作で、ゾンビに感染してしまう新選組の迷惑隊士・屑山下衆太郎(くずやま・げすたろう)を演じた日村は「正直言うと、何十年後かに映画に出ていたってVTRを使われるとうけるなって思って、あと20年くらいは芸能界で食っていける。宝物をもらいました」とゲスい思いを告白した。
同作は、ゾンビが突如として出現し、騒然となる幕末の京都を舞台に、新選組隊士という身分をいいことに好き勝手に振る舞ってきた男が“ゾンビ対新選組”の戦いに巻き込まれていく様子を描いた時代劇ホラー。日村のほか、山本千尋、水樹たま、古旗宏治、川岡大次郎、チャド・マレーンらが出演している。
渡辺一志監督から、後輩が出演するシーンを撮影現場に見に来るも寝てしまったことを暴露された日村は「最悪の人間なんです。屑山下衆太郎をやるからには、プライベートでもゲスなことをやらないと、と思った」と釈明。ゾンビ役には「『アー』しか言わないから楽でした」と振り返っていた。
現在、撮影風景に密着したドキュメンタリー映像と、作品の冒頭10分間映像が、auビデオパス(スマートフォン・タブレット・PC)で独占無料配信中(5月10日 後11:59まで)。ドキュメンタリーでは、芸人として人気を集める日村が、役者として映画の撮影に挑む姿が記録されるほか、共演者が“役者・日村”のストイックな一面を語るシーンなど、緊張感と笑いが盛り込まれている。