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ホラー通信でも度々ご紹介しているホラー映画『クラウン』が、3月21日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開中だ。
息子の誕生日祝いのためにピエロ衣装を着た父親が、呪いの衣装と一体化して“子どもを食べるピエロの怪物”になってしまうというショッキングなストーリーもさることながら、元が学生が作ったフェイクの予告編で、そこにイーライ・ロスの名前を勝手に使っていたことからイーライ監督の目に留まり、彼のプロデュースで映画化が実現したという希有な作品でもあることから注目が集まっている。
このたび、今作でプロデューサーを務めたイーライ・ロスにインタビューを行った。フェイク予告編を観たときの感想や、映画『クラウン』の怖さの秘訣、彼自身の作品作りや新作『グリーン・インフェルノ』の公開予定についても話を伺うことが出来たので、是非ご覧あれ。
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映画『クラウン』製作 イーライ・ロス インタビュー
記者:今作の監督であるジョン・ワッツと共同脚本のクリス・フォードが学生時代に作った『クラウン』のフェイク予告編には、あなたの名前が勝手に使われていたわけですが、その動画を初めて観たときはどんな印象でしたか?
イーライ:「アメイジング! こりゃ最高だ!」と思ったよ! 実はさ、朝起きたら色んな人から「君の新作めちゃくちゃ面白そうだね~!」「いつ公開なの? 待ちきれないよ!」なんてメッセージが山ほど届いてたんだ(笑)。それでビックリして急いでその動画をチェックしたんだけど、フェイク予告編としてのクオリティもすごく高かったし、なにしろ「僕が彼の立場でもこうやって注目を集めようとしたかもしれないな」とも思ったんだよね。
記者:では、名前が使われていたことには怒らなかったんですね?
イーライ:まぁ、動画を作ったジョンにコンタクトを取ったら、彼は「訴えないでくれてありがとうございます!」って言ってたんだけど、「ここはハリウッドだよ。訴えるのは金が儲かってからさ!」って答えたよ(笑)。「だからまずは映画化を実現しよう!」ってね。そうして一緒に製作に入ったんだけど、脚本作りにはすごく時間をかけたよ。なにしろ動画のレベルがすごく高かったから、それに見合うストーリーにしなければならないと思った。このストーリーのキーは、ピエロ衣装の呪いのもととなる“ピエロにまつわる神話”なんだけども、そこはすごくこだわって選んでいるんだよ。…