「セーブ カーキ ユナイテッド（SAVE KHAKI UNITED）」の日本1号店の内部が、3月6日に初公開された。ベイクルーズ グループが初めて独占輸入販売権を締結したファッションブランドで、「デニムばかりがもてはやされている中でカーキ（チノパン）を救いたかった」というコンセプトのもと2006年にニューヨークでスタート。今回のために来日した創業者のデイヴィッド・ミューレン（David Mullen）は、明日のオープンに向けて「アメリカブランドの新しい側面を伝えたい」と話している。

　
　
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　　日本1号店は渋谷と原宿を結ぶキャットストリートに立地し、約240平方メートルの店内は1階と2階の2フロア構成。アイテムはメンズ・ウィメンズのカテゴリー分けはせず、女性も取り入れやすいXSサイズから展開する。

　　来日は7度目くらいだというデイヴィッド・ミューレンは「日本についてまだまだよくわからないことが多いけれど、シンプル過ぎずバランス良いコーディネートを取り入れられる日本の皆さんとは価値観を共有できるんじゃないか」と日本市場に手応えを感じていることを示唆。また、「アメリカのブランドというと国旗色の赤や青を取り入れ、定番アイテムはデニムというイメージが強いと思う。一方でセーブ カーキ ユナイテッドのキーカラーはネイビーや白、そしてカーキが起点。アメリカンだけど新しいスタイルのヘリテージを提案していきたい」と語った。

　　ベイクルーズ グループのJS.WORKSは、「セーブ カーキ ユナイテッド」が掲げる「大人が楽しむ上質なベーシックウェア（日常着）」をコンセプトに3年で5店舗、5年で8～10店舗を目標に出店を拡大させる考え。表参道の1号店を皮切りに、4月中旬には代官山のセレクトショップ「ハイスタンダード（HIGH! STANDARD）」向いに2号店となる路面店の出店を予定している。

　■SAVE KHAKI UNITED OMOTESANDO　オープン日：2015年3月7日（土）　住所：東京都渋谷区神宮前5-25-4 1F・2F