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「2万人の鼓動TOURSミュージカル『赤毛のアン』」2015就任記念イベントが17日、都内で行われ、主役のアン・シャーリーを務める上白石萌音が出席した。
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初のミュージカル主演を務める上白石は、就任式を終え「緊張してどうなることかと思ったんですけど、すごく楽しくて皆さん温かくて、早くお稽古に入りたいという気持ちがもっと強くなった気がします」と初々しく、共演者と初対面をして「本当に素敵な方々ばかりで、家族になれるんだなというのがすごくうれしいですし、皆さんのお力をいっぱい借りながら頑張ろうって思いました」と気合を入れた。
そんなミュージカルの意気込みを聞かれた上白石は、「『赤毛のアン』という世界は夢のようなキラキラした世界で、その中に何気ない日常の素晴らしさや、家族の温かさや、支えてくれる方々の温かさなどがたくさん詰まった作品だなと思うので、皆さんにそういうものを感じてもらえるように、私も舞台の上で精一杯楽しもうと思うので、皆さんも一緒になって楽しんでいただけるように、夏からお稽古を一生懸命に頑張ろうと思います」とアピールした。
また、2月に行われた第38回日本アカデミー賞では主演映画『舞妓はレディ』で新人俳優賞を受賞した際の思いを聞かれると、「夢のようなひと時で、憧れの女優さん・俳優さんが目の前にいらっしゃって、お話させていただいたりして、本当に頑張ってよかったなって思いましたし、生まれてきてよかったなって思いました(笑)。それくらい幸せで、また戻れるように頑張ろうと思います」と笑顔で振り返り、映画主演をキッカケに、「お芝居の難しさや奥深さをより強く感じるようになったんですけど、初心を忘れずに、いい意味で変わらないように自分をしっかり持ってやっていきたいなと思います」と女優としての意識が変わったことを明かした。
同作は、公演を作り上げる工程で関わるすべての人が「TOURS」の一員として参加し、同じ熱い想い、舞台の楽しさを共有できたらという願いの元、本公演までホームページなどを通して、キャストやスタッフの舞台制作過程を全員と共有し、公演当日においては観客席を巻き込む演出が特徴のミュージカルで、チケットは全席招待制(プレゼント)となっている。8月16日(日)より8都市で上演。