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『レ・ミゼラブル』
4月13日(月)に帝国劇場(東京・日比谷)にてプレビュー初日の幕を開けるミュージカル『レ・ミゼラブル』。開幕まで17日と迫った3月27日(金)、都内のスタジオで稽古の模様が公開された。この日の公開稽古には今回の『レ・ミゼラブル』が日本での舞台デビューとなるジャン・バルジャン役のヤン・ジュンモ、2013年の新演出版からバルジャンと彼を追う警部・ジャベールの二役を演じる吉原光夫、マリウス役の海宝直人、アンジョルラス役の上山竜司らが登場。作品冒頭のガレー船の場面からバルジャンの「独白」までが一気に通された。
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ヤン・ジュンモは稽古開始前からガレー船の装置の中で一人気持ちを高め、やさぐれた囚人だったバルジャンが司教に出会い、無償の愛を受けることで新たな人生を歩もうと決意するまでの場面を熱演。「独白」の歌唱後には英国側のスタッフや他キャスト、報道陣から大きな拍手を送られていた。
『レ・ミゼラブル』
『レ・ミゼラブル』
ジャベール役の吉原光夫はバルジャンを演じている時に見せる慈愛に満ちた目を封印し、法の下で自らの正義を貫くジャベールの厳しさを表現。バルジャンとジャベールの二人が睨み合う場面は稽古とは思えないほどの緊迫感だ。
『レ・ミゼラブル』
『レ・ミゼラブル』
また、この日の稽古では萬谷法英、石飛幸治、神田恭兵、杉山有大、鎌田誠樹、土倉有貴らの迫力ある歌声もスタジオ内に響き、カンパニーの熱い思いが初日に向かって高まる様子が伝わって来た。
以下、公開稽古終了後に寄せられたコメントをご紹介しよう。
エイドリアン・サープル(演出補)
本日はお越し頂きありがとうございます。カンパニーに代わりお礼を申し上げます。稽古過程ではありますが、『レ・ミゼラブル』の複雑で奥の深いキャラクターをご覧頂けたのではないでしょうか。本番では衣装や照明などの要素が足され、更にエキサイティングなパフォーマンスをお見せできると思います。
『レ・ミゼラブル』
吉原光夫
頑張ります!以上です!(報道陣、他キャストから笑いが起きる)
ヤン・ジュンモさんと一緒に舞台に立てることを光栄に思います。心を掻き乱され、刺激を受けながらバルジャンとジャベールに取り組んでおります。
『レ・ミゼラブル』
ヤン・ジュンモ
私が2013年に初めて観た日本のミュージカルが『レ・ミゼラブル』でした。その時にバルジャンを演じていたのが吉原さんで、何てバルジャンのイメージにぴったりなのだろうと思ったことを覚えています。…