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多部未華子と綾野剛が初共演を果たす映画『ピース オブ ケイク』の公開が9月5日に決定した。また、映画化を記念して、京志郎の元カノで、ミステリアスな小説家・渋谷ナオミ=あかりに迫る番外編の新連載も開始される。
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本作は、2003年~2008年に『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載され、単行本が累計発行部数43万部(全5巻)を誇る、ジョージ朝倉による人気コミックスを映画化した作品。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20~30代女性を中心に熱烈な支持を集めた。
主演を務める多部は、これまで清純・純情な女性という役柄を演じることの多かったが、本作では一転して、恋愛に依存する“ダメ女”志乃役に挑戦。さらに、志乃の恋人に綾野のほか、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸ら個性豊かな人気俳優陣が脇を固める。監督は、6年ぶりにメガホンをとることになる田口トモロヲが務める。
さらに、映画公開に向けて、3月7日発売の『FEEL YOUNG 4月号』より、「ピース オブ ケイク 番外編」の連載が6年ぶりにスタートすることも明らかになった。
この番外編は、主人公・志乃が初めて本気の恋に落ちる、隣人でバイト先の店長・京志郎と、二人の気持ちを揺るがす京志郎の元カノで、ミステリアスな小説家・渋谷ナオミ=あかり(光宗)に迫る物語。これまで明かされていなかった、あかりの思いもか明かされる本作は、まさに伝説コミックの復活といえる。
作者のジョージ朝倉は、完成した映画を見て「これ以上の映画化はありえない」と感想を語っており、映画が連載再開の刺激にもなったようだ。なお、今回の連載は、夏にコミックスとして発売される予定だ。
映画『ピース オブ ケイク』は9月5日より新宿バルト9ほかで全国ロードショー。