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『結びの庭』
2015年3月5日(木)より下北沢・本多劇場にて、M&Oplaysプロデュース『結びの庭』の上演が始まった。本作は、岩松了による新作描き下ろし作品で、ある旧家の歴史ある屋敷を舞台に繰り広げられるサスペンスタッチの恋愛劇。ミステリー小説さながらの隠された謎をめぐって、複雑な男女の関係と彼らの周りでうごめく登場人物たちを、ときに岩松らしいユーモアも交えて描き、岩松自身にとっても新境地と言える作品に仕上がっている。初日に先駆け行われた、公開舞台稽古の様子をお届けする。
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主演には、2011年12月に上演された『アイドル、かくの如し』で岩松とタッグを組んだ宮藤官九郎、相手役には2009年12月に上演したこちらも岩松作品の『マレーヒルの幻影』に出演した麻生久美子を迎えるという理想的なキャスティングが実現。麻生の舞台出演は、これが3作目となる。二人の脇を固めるのは、『シダの群れ 純情巡礼編』(2012年)や『八犬伝』(2013年)『ヒストリーボーイズ』(2014年)など数々の話題作に出演してきた太賀、NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』で存在感と強い印象を残した安藤玉恵、そして、演出家としてだけでなく俳優としても評価の高い岩松了。少数精鋭の実力派が顔を揃えた。
『結びの庭』
初日を間近に控えたキャストコメントが届いたので紹介しよう。
・宮藤官九郎
引き受けた時、ここまで夫婦愛にあふれた芝居だと思っていなかったので、台本を読んでドキドキしました。でも、恐ろしいものでやっていくうちに慣れてきて、台詞も最初は声に出して読むのにすごい勇気が必要だったのに、今全然やれてますから。「カッコつけていい」って言われている珍しい状況で、“カッコいい俺”が見られるのはここだけです(笑)。別に笑うためでもいいので、ぜひ観に来てください。
『結びの庭』
・麻生久美子
岩松さんの舞台は大好きだったんですけど、私の理解力の問題なのか、難しいことが結構多くて。でも、今回はいつもよりわかりやすいというか、物語に入っていきやすい。前より視界がクリアになってすごく嬉しいです。他の役者さんたちも役にぴったり。宮藤さんも色っぽくて、つい目で追っちゃいます(笑)。これから何回も演じていく上で、自分がどういう変化をしていくのかが楽しみでもありますね。
『結びの庭』
・岩松了
登場人数が少ない分、話がコンパクトになっているし、殺人事件の話なんかも一応あったりするので(笑)、つかみやすい世界観なんじゃないでしょうか。…