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一時は低視聴率に沈んでいたNHK連続ドラマ小説が近年、高い視聴率をマークしている。それにつられるように、出演した俳優・女優たちも、若手、ベテランを問わず、ブレイクが続いている。
ベテラン陣では、舞台がバックボーンだった実力派の「純と愛」の吉田羊、「ごちそうさん」のキムラ緑子、「花子とアン」の吉田鋼太郎らが脚光を浴び、今やドラマなどに引っ張りだことなっている。
それにもまして、めざましいのが若手の躍進ぶりだ。「純と愛」のヒロイン・夏菜はいまひとつ伸び切れなかったが、「あまちゃん」からはヒロインの能年玲奈を始め、橋本愛、福士蒼太、有村架純、松岡茉優らがブレイク。
「ごちそうさん」では東出昌大、高畑充希、菅田将暉らが、「花子とアン」では鈴木亮平、窪田正孝らがブレイクを果たした。「花子とアン」できっかけをつかんだ土屋太鳳は、次期朝ドラ「まれ」のヒロイン役に抜てきされた。
そんななか、「花子とアン」で主人公の安東はな(村岡花子=吉高由里子)の女学校での同期生・醍醐亜矢子役を演じた高梨臨(26)がブレイクを果たしそうな気配だ。
高梨は05年に芸能界入りし、07年に女優デビューしたが、なかなか芽が出なかった苦労人。12年9月公開の映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」での演技が評価され、映画、ドラマのオファーが増え、「花子とアン」に起用された。
昨年は「わたしのハワイの歩きかた」など3本の映画に出演。現在は堀北真希主演の連続ドラマ「まっしろ」(TBS/火曜日午後10時~)にレギュラー出演し、堀北の同僚ナース役を演じている。
残念ながら、その「まっしろ」は低視聴率で苦しんでいるが、新たに話題作へのオファーが舞い込んだ。
それは、4月にスタートする堺雅人主演の連ドラ「Dr.倫太郎」(日本テレビ/水曜日午後10時~)で、高梨は主人公の精神科医・日野倫太郎(堺)が勤務する大学病院の研修医・川上葉子役。葉子は倫太郎に恋心を抱く重要な役どころ。
“新・視聴率男”の堺が13年10月期の「リーガル・ハイ」(フジテレビ)以来、約1年半ぶりに連ドラの主演を務めるだけではなく、脚本家は「花子とアン」、「ドクターX~外科医・大門美知子」(テレビ朝日)などのヒット作を生んだ中園ミホ氏とあって、「Dr.倫太郎」への注目度は高い。
ヒロインは倫太郎と本気の恋に落ちる売れっ子芸者・夢乃(蒼井優)だが、話題作での重要な役で、高梨が注目を集めるのは必至。
09年には写真集やDVDで、水着姿を披露したこともある高梨。大ブレイクを果たした折には、再び成熟したボディを見せてほしいものだ。
なお、同ドラマの他の出演者は、吉瀬美智子、内田有紀、高橋一生、真飛聖、中西美帆、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世ら。
(坂本太郎)