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【モデルプレス】俳優の小関裕太、女優の黒島結菜らが“撮影合宿”を振り返った。
21日、都内で映画『あしたになれば。』の初日舞台挨拶が行われ、主演の小関裕太、黒島結菜ほか、葉山奨之、小川光樹、山形匠、富山えり子、同作の主題歌を担当した奥華子、三原光尋監督が登壇した。
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はじめに小関が「ようやく東京で初日ということで、とてもワクワクしています」と現在の心境を述べ、それに続けて黒島、葉山ら登壇者がそれぞれ一言ずつ挨拶。やや緊張した面持ちで舞台挨拶がスタートした。
しかし、撮影中の高校生役6人の様子を聞かれた小関が「すごい仲悪かったです」と冗談交じりに答えると、「絶対嘘やん」(葉山)、「メッチャ仲良かったやん」(山形)と即座にツッコミを受けて苦笑い。小関は「冗談です。すごく仲良かったです。撮影以外の時間もずっと一緒だったので、それのおかげです」と笑顔を見せた。
同作は大阪府の南河内地域にて、昨年夏に合宿状態で撮影を実施。撮影中に思い出に残っているエピソードとして黒島が「みんなで焼肉に行きました」、小川が「泊まっている宿舎で、僕の部屋にみんなが寝に来ました」と答えるなど、改めて出演者一同のチームワークの良さをうかがわせた。
また富山が「私は黒島ちゃんと同じところに泊まっていて、撮影が夏だったので初日の夜に蚊がすごかったんです。それで朝起きて黒島ちゃんに『蚊がすごかったよね』って言ったら、彼女は全く刺されていなかったんです」と語ると、「私は蚊に刺されないんです」と黒島が返し、さらに富山が「私が身体を張って蚊取り線香になって、ヒロインのお肌を守りました」と胸を張ると、場内は爆笑とともに拍手が沸き起こった。
◆学生生活の思い出
また同作が高校生の物語であることにちなみ、自身の学生生活の思い出について聞かれると、奥は「自分は共学ではなかったので、映画を観て『こんなことしたかったな』とか思いながら、主題歌を作らせてもらった」としみじみ。劇中でヤンチャな高校生役を演じた葉山は「合唱コンクールですね。僕はそういう行事に参加するのが下手なので、女子とケンカをしてました。歌いたくないから『もう帰りたい』とか言ってました」と述べると、黒島が「それ女子からしたらすごい嫌だよね」、さらに小関からは「一番嫌いな人」と責められつつも、「なんか恥ずかしかったんだよね」と笑いながら自身の経験を振り返った。
現役高校生の小川は「映画のように青春をして、思い出を積み重ねたい」と述べ、富山は「早弁。昼休みにはもうお弁当がなく、購買部に買いに行っていました」と、昨年出演したドラマでの役どころとも共通しているかのような思い出を語り、観客を笑わせていた。
同作は東京・角川シネマ新宿ほか全国順次公開中。(modelpress編集部)