社会そのほか速
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東京ビッグサイトで開催中の第3回ファッションワールドを取材した。出展社数410社、来場25000人を見込む大商談会だ。同展示会はアパレル、バッグ、シューズ、メンズファッションや雑貨を主に取り扱う4展示会の総称で、季節や流行に敏感なメーカー、バイヤー、小売業者、デザイナー等が一堂に会する。
その道のプロばかりなので見る目は厳しい。記者はその中で面白そうなものや目についたものをいくつか取材した。
まず最初に新幹線が目を引いたこの物体。実は携帯デバイス用のバッテリーだ。元々は海外から自動車型のUSBメモリーを輸入して販売している石川県白山市の会社なのだが、日本から見れば外国車ばかりではなじみが薄いと、日本車も製作してすでに販売している。
鉄道車両を使用しようとしたときに、細長いことを生かしてUSBメモリーではなくリチウムイオンバッテリーを組みこんでしまった。JRの商品化承認も取れているそうで、5月くらいを目途に発売予定だ。
容量3000mAhのこのモデルはJR西日本の東海道・山陽新幹線用N700系アドバンスで価格は3980円を予定している。現在試作中のモデルは容量を倍の6000mAhにして、車両はJR西日本の北陸新幹線用W7系とJR東日本のE7系を予定しているとのこと。
記者は鉄ヲタなので、ディティールを眺めてみたのだが、台車以外はなかなか凝った造りをしていて、どれも同じように見える東海道山陽新幹線車両だが、JR西日本所属の車両をデザインしたものだと分かるようになっていた。台車部分は今後改良を加えるとのことだった。おせっかいついでに、せっかくなので編成番号を入れるように余計なアドバイスしておいた。
なお、バッテリーという特性を生かしてLED前照灯が点灯するのが芸の細かいところだ。W7/E7系の発売にも期待したい。
次はデザイナーズゲートに出展しているVALENTIJN VANMEIRというブランド。何やら不思議なバックのようなものを発見したので話を聞いてみた。
大の日本びいきのベルギー人で国費研究生として東京藝術大学に所属しているVALENTIJNさんがアクセサリーのデザインと製作を担当し、奥様の金澤文恵さんが服飾のデザインを手掛ける。クラッチバッグという不思議な形のバッグだが、手に差したまま歩けるのは便利そうだ。男の服はポケットや収納場所がたくさんあるが、女性のそれには概して少ない。…