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女優の能年玲奈が21日、都内で行われた『第31回浅草芸能大賞』授賞式に出席した。新人賞を受賞した能年は大賞の歌舞伎俳優の中村吉右衛門、奨励賞の落語家の柳家さん喬ら大御所に挟まれ、いつにも増してド緊張。「私のような駆け出しが受賞していいのかと思いましたが、もっと頑張れと背中を押されているような気がして身が引き締まる思いです」とあいさつした。
【写真】大御所と並んで顔をこわばらせる能年玲奈
大衆芸能の奨励と振興を図ることを目的に設立された同賞で、映画・ドラマでの演技者としての活躍が評価された能年。着物姿で登場するなり、「かわいい!」と会場の声援を浴びたが「ちょっとしっかりしなきゃと思うと…すごい方がいらっしゃるので…」と不安げ。司会者から「もう少し、声を大きくして」と突っ込まれると照れ笑いを浮かべつつ「すごい方がたくさんいらっしゃるので、私のような新人がどうしていいのか…」と恐縮しきりだった。
その後は、司会とともにデビューの経緯やブレイクのきっかけとなったNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)の裏話などを披露。最近ではギターに熱中しているといい、「ジャカジャカ鳴らして気持ちいいです。最近はJUDY AND MARYさんをカバーしています」と楽しそうに明かしていた。