社会そのほか速
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東日本大震災による東京電力福島第1原発事故について、ノーベル賞作家の大江健三郎さんが10日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見し「原発がない世界を実現するほかない。声を発し続けることが、自分にやれるかもしれない最後の仕事だ」と語った。
大江さんは、原発の再稼働を推し進める日本政府の姿勢を「大事故への反省、再出発という意識がない」と批判。アジア諸国との関係悪化などにも触れて「戦後最大の危機を迎えている」と現状を憂えた。
その上で「絶望的な状況で、楽観的であること」の重要性を説き、「窮地にあるが、新しい動きを始めないといけない」と決意を述べた。