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和田アキ子が司会を務める『アッコにおまかせ』(TBS系)が、「パクリだ!」との批判を受けている。マーケティング事業を展開するコア・コンセプト研究所の代表取締役でブロガーでもある大西宏氏が、自身のブログに掲載した図表を同番組に引用元の紹介なしに使用されたとして憤慨しているのだ。
原因は「伝統の“業界ノリ”」!? 弁護士が“無償協力あたりまえ”のTBS『アッコにおまかせ!』を痛烈批判
4日に更新した「和田アキ子の番組って酷いね」というタイトルのエントリーによると、大西氏は同番組のTwitterアカウントから、ブログに掲載した大塚家具とニトリの業績を比較したグラフを番組で使わせてほしいと、許可を求められたという。大西氏は引用元の表示を条件に承諾したものの、放送では引用元は紹介されず、またその後に連絡も一切なかったという。大西氏は「まったくもってパクリそのもの。和田アキ子はマナーにうるさいとか聞きますが、その番組のスタッフがこんな基本的なマナーを守れないとは情けない」と一刀両断。
「同番組のマナーの悪さには定評がありますからね。以前も、弁護士の落合洋司氏が『実に横着、ケチンボ。もう電話するなよ』と、同番組に対して激怒したことがあります。落合氏に何度も問い合わせたあげく、番組でコメントとして紹介するわけでもなく、謝礼も支払うわけでもないという同番組の傍若無人な態度に、怒りを爆発させていました。こうした外部の人達への軽視というのは、同番組スタッフの和田アキ子への異常なまでの礼賛が原因でしょう。何しろ、生放送がある日曜日は、スタッフが早朝4時から和田の朝食のために36種類ものおかずを作らなければならないそう。また、放送を終えた彼女が帰るときには、わざわざ玄関口まで10人以上のスタッフが見送るといった具合。これじゃ、どっちを向いて番組をつくっているのかわかったもんじゃない」(民放関係者)
そんな和田への盲目的な服従が、番組のクオリティ低下にもつながっているのだろうか。同番組の視聴率は、7%台の低空飛行。
「『サンデーモーニング』『サンデー・ジャポン』『噂の!東京マガジン』など、日曜朝から午後のTBSの番組は視聴率2ケタを誇っているのですが、『アッコにおまかせ!』だけが1ケタで足を引っ張っています」(同)
民放各社の中では官僚的な社風といわれるTBS。それだけにこのご時世、外部の人間からの批判やクレームが番組の好感度を下げ、視聴率の低下を招くということがわからないだろうか。