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1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(2月27日~3月5日)は、人気ブラウザゲームが原作のアニメ「艦隊これくしょん-艦これ-」が衛生薬品メーカー「白十字」やローソンとコラボしたニュースをはじめ、学研パブリッシングが声優やタレントの芸能事務所を設立した話題などが注目を集めた。
「艦隊これくしょん-艦これ-」と「白十字」のコラボキャンペーンが2日にスタートした。一部店舗に設置されているキャンペーンのPOPのコードを携帯電話で読み込んで、専用フォームで応募すると、主人公の吹雪や雷(いかずち)、電(いなづま)の描き下ろしイラストが描かれたTシャツやトートバッグなどが当たる。また、3日からはローソンとのコラボキャンペーンも実施。対象商品を購入すると、Tシャツやポスター、フィギュアなどがプレゼントされるほか、吹雪がパッケージに描かれたLチキも販売される。
アニメ雑誌「アニメディア」「メガミマガジン」などを出版する「学研パブリッシング」(東京都品川区)は2日、声優やタレントのプロダクション事業に参入し、芸能事務所「office EN-JIN」を設立した。音楽ユニット「fripSide」のボーカリストも務める声優の南條愛乃さんが所属タレント1号となった。
2月27日には人気アニメ「ガールズ&パンツァー」と「甘城ブリリアントパーク」「のうりん」の3作品が、サッカーJ2の3クラブ「水戸ホーリーホック」と「東京ヴェルディ」「FC岐阜」と協力する新企画「アニ×サカ!!」の発表会が開かれた。アニメファンにはサッカーの魅力を、サッカーファンにはアニメの魅力を伝えるのが狙いで、コラボイラストやキャラクターが描かれたコラボユニホームなども発表された。
3月5日、2009年に34歳で亡くなったSF作家の伊藤計劃(いとう・けいかく)さんの小説を原作とした劇場版アニメ「虐殺器官」「ハーモニー」が今秋に公開されることが分かった。劇場版は伊藤さんの作品をアニメ化する「Project Itoh」の一環で、伊藤さんの残した序文を基に芥川賞作家の円城塔さんが書き継いだ小説「屍者の帝国」も15年に劇場版アニメとして公開される予定。
3日にはアニメをテーマとした映画祭「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2015」の特別賞「アニメドール」のトロフィーのデザインがお披露目された。アニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツなどのデザインで知られる大河原邦男さんが手がけ、3Dプリンターで制作された。