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BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は5日、東日本大震災で多くの窯が被害を受けた陶芸の栃木県益子町で、人間国宝・濱田庄司が愛用した巨大な登り窯を復活させるプロジェクトを追った特集「益子・人間国宝の巨大登り窯~40年ぶりに火が入った!」を放送する。
【写真特集】益子町を元気に!登り窯復活プロジェクト
人口2万5000人の自然豊かな町・益子町は、250の窯元、400人もの陶芸家が集まる陶芸の町として知られる250を超える窯元が並ぶ陶芸の町だ。震災で多くの窯が被害を受ける中、人間国宝の陶芸家・濱田庄司(1894~78年)が愛用した巨大な登り窯も全壊した。庄司の孫で、自身も陶芸家である濱田友緒さんは、庄司の生誕120年を機に、町の活気を取り戻そうと、庄司愛用の登り窯を復活させるプロジェクトをスタートさせた。
番組では、約90人の陶芸家が集まり、それぞれの作品をひとつの窯で一度に焼くプロジェクトに密着。約40年ぶりに火が入った窯を通じて、町の人々の心をつなげる取り組みを紹介する。
放送は5日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。