社会そのほか速
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AKB48グループが11日、福島県南相馬市で復興支援活動を行い、松井珠理奈(18)宮脇咲良(16)ら8人が参加した。
同市鹿島区の海沿いに立つ山田神社で、犠牲者の慰霊碑に献花をした後、市内のさくらホールで行ったミニコンサートを開催。笑顔で13曲を披露した。
訪れた多くが親子連れだった。「恋するフォーチュンクッキー」で、メンバーが振り付けを教えると、小さな女の子たちが立ち上がり、見よう見まねで踊っていた。松井珠は「最初は泣いていた女の子が、最後には笑顔になっているのを見て、うれしかった」とホッとした表情を見せていた。倉持明日香(25)は「一人一人では微力だけど、1人でも笑ってくれる方がいる限り、活動は続けていきたい」と話した。
都道府県代表のチーム8からは、福島県出身の舞木(もうぎ)香純(17)が参加した。自身も中学1年のときに被災し、避難生活を経験した。「私も震災に遭いました。そのころはつらい思いをしたけれど、今では前向きに頑張っています」。そう呼び掛けると、客席から「かすみ~ん」と激励の歓声が上がった。