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KinKi Kids・堂本光一が、3月7日に放送されたスペシャルドラマ『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル“傘を折る女”~』(フジテレビ系)で、8年ぶりにドラマ出演を果たした。主演ミュージカル『Endless SHOCK』をライフワークとする堂本にとって、2007年の『スシ王子!』(テレビ朝日系)以来のドラマ出演となったが、視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、大惨敗してしまった。
原作は推理作家・島田荘司氏の「御手洗潔シリーズ」で、これまでに何度か映像化が検討されるも、実現に至らなかった人気作品。堂本は、主演の玉木宏演じる天才探偵・御手洗潔の親友であり作家の石岡和己役で出演。ドラマでは、スーツ、割烹着、パジャマなどさまざまな衣装で登場し、特にトナカイの着ぐるみはネット上で「可愛すぎ」と話題になった。
「堂本のファンからは“コスプレ祭り”だと大好評で、『続編熱望!』『連ドラ化してほしい』という声が多く上がっていました。しかし、視聴率は8.6%と大コケ。裏では『出没!アド街ック天国~1000回記念!20年の秘蔵&衝撃映像SP』(テレビ東京)が13.0%の高視聴率を獲得。司会の愛川欽也が同日の放送をもって番組を降板すると発表されていたため、視聴者の関心がこちらに集中してしまったのでしょう。また、テレビ朝日系のサスペンスドラマ『タクシードライバーの推理日誌』も高く、12.8%を獲っていました」(芸能ライター)
そして原作者の島田氏は、9日夜にTwitterで「傘を折る女、視聴率8.6%と出たそうだね。これは第2弾、微妙だね」と、ツイート。とはいえ、ドラマの放送中に視聴者の書き込みをチェックしていた島田氏は「でもNET界に湧きあがる熱い感想や高度な書き込み、押し寄せる漫画のクオリティーに、視聴率だけではもう測れない特別な力を、われわれは感じさせたと思います」と、フォローしていた。
「今回はドラマの番宣不足だったことも要因とみられますが、主演の玉木は現在フジ系で放送中の連続ドラマ『残念な夫。』も不調。初回9.4%スタートでしたが、5話で6.3%を記録するなど、今期の同局のドラマでは最下位に一番近い作品です。メインキャストだった前クールの『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)は好評だったものの、主演作は数字が伸びないようですね。『ミタライ』の最後には『to be continued?』と表示されており、視聴率や反響次第では続編を制作するつもりのようですが……」(同)
堂本のファンをはじめ、原作ファンからも「今回のドラマは、とてもよかった」などと好感触だった『ミタライ』。島田氏の言うように視聴率からみれば続編は厳しそうだが、果たして今後の展開は……?