社会そのほか速
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銀行でロボット(人工知能)を活用する動きが活発化しています。ロボットの普及は、仕事のあり方を根本的に変えるといわれていますが、銀行という身近なサービスで導入が進むことで、普及に弾みがつくかもしれません。
[写真]人工知能ワトソンを発表するIBM(2014年9月、ロイター/アフロ)
三井住友銀行は、年内にも、米IBMが開発した人工知能「ワトソン」をコールセンター部門に本格的に導入します。昨年、同行は「ワトソン」に関するテストを開始、さまざまな状況において適切な回答ができるのかを検証してきました。このほど十分に実用に耐えると判断し、コールセンターへの導入が決定したわけです。
みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行もワトソンの導入を進めており、近い将来、3メガバンクのすべてにおいて人工知能によるサービスが始まることになります。
人工知能は、高度な学習機能を備えており、顧客の曖昧な質問に対しても、熟練した行員のように適切な回答を導き出すことができます。コールセンターには「ATMの手数料はいくらですか」「ネットバンキングは私でも利用できますか」といった質問が数多く寄せられます。ATMの手数料といっても、自行のカードと他行のカードの場合は異なりますし、時間帯による違いもあります。ネットバンキングについても「ネットは利用できますか」と質問する人もいれば、「オンラインサービスってできるの?」と聞く人もいるはずです。慣れていないオペレーターは、「ネットで利用できますか?」という質問に対して「当社の『インターネット○×バンキング』に関するご質問でしょうか?」といった回答をしてしまいます。利用者はそもそも、そのサービスの名前を知らないのでわざわざ電話しているわけですが、経験が浅かったり、相手の気持ちを理解する能力に乏しい人の場合、このように利用者の立場を無視した回答をしてしまうわけです。
一方、人工知能であれば、このあたりの微妙な部分についても自律的に学習していきますから、誰がオペレーターになってもスムーズな案内ができるようになります。
正確性を要求される銀行の業務で人工知能を導入できるということは、あらゆる分野に応用が可能ということを意味しています。会社の情報システムに人工知能が入った場合、営業マンのメールや電話を人工知能がチェックし「あなたの言い方では顧客の気分を害する可能性があります」などと、人口知能から注意されることになるかもしれません。
米国ではすでにロボット記者やロボット医師、ロボット薬剤師が登場しているほか、現在、存在している仕事の約半数がロボットに置き換えられるとの予測も出ています。銀行の窓口対応がよくなったと喜んでいる間に、自分の仕事がなくなっているという事態もあり得るわけです。
(The Capital Tribune Japan)
本記事は「THE PAGE」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
エン・ジャパンは、同社が運営するサイト「エン転職コンサルタント」にて、転職コンサルタント112名を対象に「年収1,000万円以上転職の実態」についてアンケート調査を実施した。調査期間は2014年11月6日~18日。
年収1,000万円以上の方の転職活動は、どのように進むケースが多いですか?
年収1,000万円以上の人の転職活動は、どのように進むケースが多いか尋ねたところ、79%が「エージェントからのスカウト/ヘッドハンティング」と回答した。次いで「個人の人脈・つながり」(42%)、「企業からの引き抜き」(20%)となっている。「求人サイトに登録し、求人情報に応募する」は17%にとどまった。
年収1,000万円以上の人の転職で苦労することが多いケースを聞くと「経験を活かせるポジションの求人がない」(58%)、「給与・待遇が希望と合わない」(54%)が上位を占めた。
年収1,000万円以上の人の転職で苦労することが多いケース
年収が上がるほど、求職者が持つ専門性や経験がどれだけ企業の求人に適しているかで採用の可否を判断される上、ポジションが限られるため、各紹介会社が持つ求人数が極端に少なくなることに原因があるようだ。求職者も、理想や自己評価が上がりすぎてしまい、社外から見た一般的な市場価値と差が出てしまうケースも見られる。
年収1,000万円以上の転職成功者に共通するポイントは何か尋ねたところ、最も多い回答は「採用企業の課題を分析し、自分が貢献できる点を伝えられている」(52%)だった。2位は「ビジネスレベルの英語力を有している」(39%)、3位は「キャリアの棚卸しが十分にできている」(37%)となっている。
転職が決まった年収1,000万円以上の人のうち、どのような年齢の人が多いか聞くと、「40代前半」(30%)「40代後半」(32%)が6割を占めた。「職種」の傾向は、「経営・経営企画・事業企画系」(45%)が最も多く、次いで「営業・マーケティング系」(30%)となった。
転職が決まった年収1,000万円以上の方のうち、どのような年齢の人の転職実績が多いですか?
転職コンサルタントからは「経営・経営企画・事業企画系」は『数多くの成功・失敗体験を有し、それを次なる事業開発・展開に活かしている人が多い』『実際のマネタイズまでをイメージできる人だったから』といったコメントが寄せられた。「営業・マーケティング系」は、その経験だけでなく、専門性やマネジメント経験、海外経験との組み合わせで、市場価値が高まるようだ。
特別な「トワイライトエクスプレス」出発進行──。JR西日本は23日、今月12日に約26年にわたる定期運転を終えた豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」を、5月から旅行会社専用団体臨時列車として、西日本各地で運転すると発表した。
客室を「スイート」「ロイヤル」だけに
[写真]トワイライトエクスプレスのサロンカー
同社によると、客室の編成は人気の高かった「スイート」「ロイヤル」だけに。これに食堂車やサロンカーも組み合わせ、定員を40人という特別感のある列車として運行するという。
また、車内サービスは、これまでのフランス料理などの食事をグレードアップしたものを用意。加えて著名なブーランジェ、パティシエがプロデュースしたオリジナルのパンやデザートも用意されるという。
「瑞風」に引き継いで、観光促進につなげたい
[写真]トワイライトエクスプレスの食堂車
このほか、地域共生に繋がる取り組みとして、車内や停車時に地元特産品販売や伝統芸能の実演なども予定しているという。
同社関係者は「トワイライトの良さは車窓、食事など乗ること自体の楽しさにあります。この良さを2017年春に運行開始が予定されている『トワイライトエクスプレス瑞風』に引き継いで、観光促進につなげていきたい」と話している。
琵琶湖1周、明石海峡などが楽しめる山陽コース
運転区間は5~6月が「山陽コース」で、下りの場合は午前10時大阪を出発し琵琶湖1周、大阪から山陽線を走り翌日の午後3時に下関駅着。上りの場合は、午前10時に下関駅発で山陽線に沿って大阪へ。琵琶湖1周のあと京都駅に翌日の午後6時に到着予定となっている。7月からは山陽コースに加え、山陰本線を通るコースも設定予定となっている。
食事の回数は朝食と夕食がともに1回、昼食が2回のセット。ディナーは人気の高いフランス料理をさらにグレードアップ。パンは神戸三宮の「サ マーシュ」、大阪上本町の「パリゴ」。デザートは兵庫県三田市の「エス コヤマ」、「京都北山マールブランシュ」などが協力する。
運転日は大阪・土曜発は5月が16・23・30日。6月が6・13・20・27日。下関・月曜発が5月は18・25日。6月が1・8・15・22・29日。7月以降の運転日は決まり次第発表する。
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このところ何かと話題になるNHKですが、誰もが知っているテレビ局である一方、どのような組織なのか、その実態はほとんど知られていません。
NHK(日本放送協会)は、放送法に基づいて設立された特殊法人です。かつて日本にはNTTの前進である日本電信電話公社、JTの前進である日本専売公社、JRの前身である日本国有鉄道など、数多くの特殊法人がありました。しかし、一連の特殊法人改革によって、その多くが民営化され、日本郵政グループ(前日本郵政公社)の上場も目前となっていますから、日本年金機構など一部の例外を除くと、旧来の体制を維持しているもっとも大きな特殊法人のひとつということになるでしょう。またNHK本体とは別に、制作会社であるNHKエンタープライズ、NHKエデュケーショナルなど子会社・関連会社を17社所有しており、NHKグループを形成しています。
NHKは公共放送という位置付けになっており、国営放送とは明確に区別されています。理屈の上では政府の仕事を行っているわけではありませんが、受信料の支払いが義務付けられていることから、公金で運営されているという解釈になります。したがって、NHKの予算は毎年、国会の承認を得ることになっています。監督官庁ではなく国会の承認を得る仕組みになっているのは、行政府とは独立した組織になっていないと報道の中立性を保てないからです。
[グラフ]NHKの業務別予算(単体)「平成26年度収支予算と事業計画」から転載
NHKの予算はかなり巨額なものです。2014年3月期おける連結事業収入(民間の売上高に相当)は約7400億円もあり、このほとんどが国民からの受信料です。ちなみに地上波大手の日本テレビホールディングスの売上高は約3400億円ですから、2倍以上の規模があります。
職員数は約1万人を超えており(NHK本体のみ)、こちらも日テレの2倍以上あります。NHK職員の平均年収は財務諸表上では1200万円程度と計算されますが、手当などを含めた年収は1500万円に達するとの報道もあります。これは民間のテレビ局などに匹敵する水準と考えてよいでしょう。
ちなみにNHKは受信料の徴収業務の多くを外部に委託していますが、こうした徴収業務にかかる費用は580億円に達します。6400億円の受信料を確保するために、580億円の費用をかけているのですが、この金額の妥当性はもっと検証されてもよいでしょう。
NHKが国営放送ではなく独立性を持った公共放送であることには、それなりの意義があります。しかし、公共放送としての体制を維持していくためには、国民から理解され、支持されることが重要です。その意味で、より多くの人がNHKの経営実態をもっと知る必要があるでしょう。
(The Capital Tribune Japan)
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先に公開されている「エクストリーム出社・体験編」で、早朝ボウリングにチャレンジした筆者。充足感に満たされた一方で、出社したその日は午後から集中力が途切れてしまうという事態が起きました。そもそも、エクストリーム出社初心者がボウリングに挑戦したことが間違いだったのでしょうか? 日本エクストリーム出社協会代表の天谷窓大さん、どう思いますか?
「確かに、普段から運動している人でないといきなりボウリングは疲れますよね。そういう意味では、ボウリングは中級レベルのアクティビティです。もし疲れを引きずりたくないのであれば、『築地市場で朝ごはん』など運動しない初級レベルから始めるといいでしょう。……とはいえ、エクストリーム出社は体や精神を鍛えるものではないので、段階を踏んで慣らす必要はあまりありません。いかに”非日常”を味わえるかのほうが重要ですよ」
実際、エクストリーム出社を始めた人の声を聞くと、「平凡な日常から脱したかった」という内容が多いとか。早朝にこなすアクティビティは、いわば日常のスパイス。もちろん仕事に影響が出過ぎないよう注意を払う必要はありますが、「疲れるだろうけど楽しそう!」という感覚を大切にして、アクティビティを選びましょう。つまり、疲れは出てしまったけど飛び跳ねるほど楽しめた今回のボウリングは、エクストリーム出社としては正解と言えるのかも!
では、もう一つの反省点「通勤ラッシュに巻き込まれた」についてはどうなのでしょうか。せっかく早起きするなら、ラッシュは避けたいところですが……?
「それなら、ラッシュとは逆方向の電車に乗れる場所や、職場まで徒歩で行ける場所でアクティビティをこなすといった工夫をしてみましょう。また、あえて遠くまで出てしまって、ホームライナーで出勤するという手もありますよ。ラッシュの時間でも必ず座れますし、何なら着くまでの時間一眠りしたり、駅弁を食べたりできます」
その場合、鎌倉の海や箱根の温泉宿など観光地に行くのが◎。週末は激混みのエリアですが、平日の朝なら空いていて独り占め気分を味わえるそうです。こういったぜいたくなアクティビティも、たまに試してみたいところですね。
「ちなみに、エクストリーム出社を実践する頻度は多くても週一くらいが理想ですよ。頻繁にやり過ぎると疲れちゃいますからね(笑)。また、地名と『早朝』というワードでアンド検索すると、意外なアクティビティが見つかることも。これで自分なりのプランを立ててみるのも楽しいです」
一日が始まる前から一日を過ごした気分になれるエクストリーム出社。皆さんなら、まずどこで何をする?
天谷窓大
自身もさまざまなアクティビティを実践しているエクストリーム出社提唱者。同協会編集の『サラリーマンは早朝旅行をしよう! 平日朝からとことん遊ぶ「エクストリーム出社」』が発売中。
(松本まゆげ+ノオト)
※この記事はシゴトサプリより提供を受けています