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メジャーの21億円を蹴りカープに復帰
ヤンキースをFAになっていた黒田博樹投手(39)が8年ぶりの古巣・広島復帰を決断。日本中のプロ野球ファンを喜ばせている。
「日米通算182勝。メジャーリーグ7年間で79勝を挙げている黒田は、メジャーをお払い箱になって、日本球界復帰を決めたわけじゃありません。昨シーズンも1年間、先発ローテーションを守り、11勝を挙げた実績は、メジャーでも高く評価されています」(スポーツ紙メジャー担当記者)
年俸1800万ドル(約21億7000万円)を提示したメジャー球団もあったと言われるが、黒田は広島と推定年俸4億円プラス出来高で契約した。
「これには”選手の評価はカネがすべて”が常識のメジャー関係者も唖然とし、”黒田はクレイジー”という声も聞かれました」(同)
そんな大金を捨てて古巣への復帰を選んだ彼の男気と”広島愛”を、日本のマスコミとプロ野球ファンは絶賛し、「男・黒田」の人気はウナギ登りだ。
「黒田は07年オフにドジャースに入団したときも、”日本に戻ってくるときは広島しかない”と公言しています。広島もオフには、ダメもとで黒田に広島復帰を打診するのが恒例行事になっていた。彼の背番号15をずっと空けて待っていたことも、黒田の心を動かした理由の一つだそうです」(スポーツ紙デスク)
かねてから「黒田博樹のピッチングができるうちに日本球界に戻りたい」「選手生活の最後は広島で」と公言していた黒田だが、日本球界復帰を決めた理由はそれだけではなさそうだ。
「今年2月で40歳になる黒田は、メジャーで投げたとしても、あと1~2年。力が落ちれば即、クビを切るメジャーと三顧の礼で迎えてくれる古巣を天秤にかければ、答えは自ずと明らかでしょう」(前出・デスク)
広島は緒方孝市新監督の下、コーチ陣も刷新。彼が戻ってきやすい体制であるうえ、「”緒方のあとは黒田を監督に”というのが球団の既定路線」(前同)という事情もある。どうやら黒田も”男の美学”だけで動いたわけではないようだ。
増刊大衆2月28日号