社会そのほか速
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■ヴァンフォーレ甲府 守備面で手応えもオフェンスに課題
今年で通算6年目のJ1となる甲府だが、開幕2戦目でのシーズン初勝利は過去最速。初戦では14本ものシュートを浴びたが、第2節名古屋戦で撃たれたシュート数は7本、ナビスコ杯湘南戦では5本と、J1最少の被シュート数だった去年の戦いを再現できつつある。
ただ、相手の良さを消してはいるが、樋口靖洋監督が「相手のDFラインを突破するところまでいってない」と語るように攻撃面で迫力を欠いている。ただ、そんな現状を打破してくれそうなのが盛田剛平だ。チーム唯一のポストプレーヤーの復帰はとりわけ、アドリアーノに前を向いた状態でのプレーを促し、その能力を引き出してくれるはず。また、湘南戦では新人の伊東純也が公式戦初先発。「得点できる場面はあった。結果を出せずに残念」と自己採点は厳しかったが、持ち前のスピードで相手DFラインに再三脅威を与えていた。
この試合、キャンプ中からの課題だったセットプレーでの守りに再び穴が空いた。G大阪にはキッカー遠藤保仁、ターゲットのパトリックと、セットプレーのスペシャリストがいるだけに、複数の大型選手を封じ込めた名古屋戦同様の集中と警戒が必要になる。
中銀スタジアムでのG大阪戦は、3-2(2006年)、1-2(2007年)、4-3(2011年)、3-3(2014年)と、なぜかスコアが派手になる。本来の試合運びではないかもしれないが、たとえ先行されようと「望むところだ」くらいのつもりで、果敢に撃ち返して欲しい。(渡辺功)
■甲府予想スタメン
3-5-2
GK
荻晃太
DF
畑尾大翔
山本英臣
野田紘史
MF
松橋優
石原克哉
新井涼平
稲垣祥
阿部翔平
FW
アドリアーノ
阿部拓馬
■ガンバ大阪 今季公式戦でわずか1勝、浮上のカギは2トップの活躍か
公式戦6試合を終え、白星はゼロックス・スーパーカップでの1勝のみと、どこか波に乗り切れない状況が否めないG大阪。直近のACLブリーラム・ユナイテッド戦では同大会で初めて先制するも耐え切れず、1-1で引き分けた。
ただ、前半については今季最もバリエーション豊かな攻撃力を示したと言っていい。復調がみられる阿部浩之をはじめとする前線の4人がうまくポジションを取りながら、相手DFラインの背後、あるいはDF陣の選手の間のスペースを効果的に使ってパスをつなぎ、再三に渡って相手ゴールを脅かすシーンが見られた。ただ、そうした攻勢の展開、チャンスの回数を考えれば、逆に阿部の1ゴールにとどまった事実が勝利を遠ざけているという見方もできる。…