社会そのほか速
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◇オープン戦 オリックス8-3広島(2015年3月14日 福山)
シーズン開幕まで2週間を切ったところで、オリックスに暗雲がたれ込めた。14日の広島戦で岸田が左脇腹に違和感を訴え緊急降板した。試合後にチームから離れて帰阪し、15日にも検査を受ける。
突然の出来事だった。8回裏からマウンドに上がったが、投球練習をしていた際に突如、自ら両手で「×」マークをつくりベンチへ。再び戻ってくることはなかった。
「ピリッと来る前にやめたので、たいしたことはないと思う」。試合後、右腕は大事を取ったことを強調する一方で「初めての箇所。検査をしてみないと分からない」と不安も口にした。
森脇監督は「幸い大丈夫。用心には用心でとどめておいてよかった」と戦線離脱を否定した。ただ、長期離脱が決定的となった吉田一も脇腹の故障だけに、症状の程度によっては離脱は避けられない。大事には至らずとも、調整を一時ストップすれば、開幕に間に合うか、微妙な状況になる。
救援陣では、昨年7勝20ホールドを挙げた比嘉が、右肩痛のため本格的なブルペン投球ができず、開幕アウトが決定的。経験豊富な岸田には、その穴を埋める活躍が期待されていただけに、不安が募るアクシデントとなった。
加えて、小谷野も試合前練習中に左手親指の付け根に打球を受け、練習を中止。広島県福山市内の病院でレントゲン検査の結果、打撲と診断された。こちらは大事には至らなかったが、ヒヤリとさせられる場面だった。開幕ダッシュして輝くためにも、これ以上の離脱者は防ぎたい。