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チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝ファーストレグが14日に行われ、ユヴェントスとモナコが対戦した。
イタリア勢唯一のベスト8進出クラブとなったユヴェントス。今大会では2002-03シーズン以来の準決勝の舞台を目指し初戦を迎えた。先発メンバーには11日のリーグ戦を欠場したイタリア代表MFアンドレア・ピルロ、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらが名を連ねている。一方、敵地に乗り込んだモナコは、元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフがベンチスタート、主将の元フランス代表MFジェレミー・トゥラランがベンチ外となった。
互いに慎重に入った立ち上がり、最初にチャンスを作ったのはユヴェントスだった。5分、左サイドでパスを受けたパトリス・エヴラが中央に折り返すと、テベスが切れ込んでいシュートを放つが、ここはモナコGKダニエル・スバシッチが抑えた。
するとモナコが決定機を迎える。10分、アントニー・マルシャルが左サイドを突破すると、折り返しのボールをヤニック・フェレイラ・カラスコがフリーで合わせたが、ここはGKジャンルイジ・ブッフォンが懸命の守りで得点を許さない。
すると、徐々に押し込まれていたユヴェントスにも絶好機が訪れる。27分、左サイドでロベルト・ペレイラからのリターンを受けたクラウディオ・マルキージオが右足でクロスを供給。ファーサイドのテベスがフリーになったが、右足で合わせたシュートは勢いなくスバシッチの正面だった。
続く44分、中盤でテベスがボールを持つと、裏を狙うアルトゥーロ・ビダルへアウトサイドパス。ビダルは落ち着いてトラップし、キーパーと一対一となるが、シュートはゴール右上に外れてしまった。スコアは動かず0-0で前半を折り返す。
後半立ち上がり、またしてもモナコが決定機を迎える。54分、カウンターからカラスコがロングボールを受けてドリブルで持ち上がると、パスを受けた途中出場のベルナルド・シウヴァがキーパーとの一対一になるが、ここはブッフォンが片手で弾き出した。
すると直後の57分、ピルロのロングボールから抜けだしたアルバロ・モラタがペナルティエリア内でリカルド・カルヴァーリョに倒され、ユヴェントスにPKが与えられる。これをキッカーのビダルがきっちりとゴール左上隅に決めて、大きな先制点を奪った。
同点に追い付きたいモナコは、71分にベルバトフを投入し反撃に出る。…