フェイエノールトは、今シーズンでの退任が決まっているフレッド・ルッテン監督の後任に、元オランダ代表DFジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏を任命したことを発表した。23日にクラブ公式ホームページが伝えている。
　
　　現役時代、フェイエノールトでプロデビューを果たしたファン・ブロンクホルスト氏は、主に左SBとしてレンジャーズやアーセナルで活躍し、2003年にはバルセロナへ移籍。2006年にはチャンピオンズリーグを制し、欧州チャンピオンとなった。その後、フェイエノールトに復帰した同氏は、2010年に現役を引退すると、同チームのユースチームでの指揮官を経て、ファーストチームのアシスタントコーチを務めていた。
　
　　今回、2年契約を締結したファン・ブロンクホルスト氏は、「アシスタントコーチとして、ロナルド・クーマンとフレッド・ルッテンの二人から多くのことを学んだ。古巣の指揮官を任されたことを誇りに思う。ファンタスティックな挑戦を楽しみにしている」と抱負を語ると、「今は、これまで通りフレッド・ルッテンを支え、今シーズンを最高の形で締めくくることを考えている」と、恩師のもとで過ごす残り少ない時間を大切にしたいと話した。