マレーシア・クアラルンプールで開催されている「BMWマレーシア・オープン」（WTAインターナショナル／3月2～8日／賞金総額 25万ドル／ハードコート）の2日目。シングルス1回戦で、江口実沙（北日本物産）がアン ソフィー・メスタッチュ（ベルギー）を2-6 7-5 6-3で倒し、初戦突破を果たした。試合時間は2時間13分。
　　江口とメスタッチュは2013年のツアー下部大会で2度顔を合わせており、1勝1敗。初対戦の福岡（ITF5万ドル／砂入り人工芝コート）ではメスタッチュが7-6(6) 6-0で勝利、10月の台北（ITF5万ドル／ハードコート）では江口が7-5 6-4で勝っていた。
　　22歳の江口は昨年7月にバク（WTAインターナショナル／ハードコート）でWTAツアー初勝利を挙げるとベストに8進出。11月の全日本選手権（東京・有明テニスの森／ハードコート）では決勝で澤柳璃子（ミキハウス）を2-6 6-1 6-3で破り、初優勝を飾っている。今シーズンは予選を突破した2月のパタヤ（WTAインターナショナル／ハードコート）に続いて2度目のWTAツアー本戦で、シングルスでは今季の本戦初勝利を飾った。
　　江口は大会初日にソフィア・シャパタワ（グルジア）とのペアでダブルス1回戦に臨んだが、ヤン・ジャオシュアン／シュ・リン（中国）に1-6 6-3 [6-10]で敗れていた。
　　江口は2回戦で、ワイルドカード（主催者推薦枠）のシェイ・スーウェイ（台湾）と対戦する。シェイは1回戦で、第3シードのケーシー・デラクア（オーストラリア）を7-5 2-6 6-3で下しての勝ち上がり。
　　ダブルス1回戦では波形純理（フリー）とハン・シンユン（中国）のペアがワイルドカード（主催者推薦枠）のJawairiah NOORDIN／Theiviya SELVARAJOO（マレーシア）を6-2 6-0で倒して初戦を突破している。準々決勝では、初戦で中国ペアを下した第2シードのリューメラ・キッシャノック／ナディヤ・キッシャノック（ウクライナ）と対戦する。
　（テニスマガジン／Tennis Magazine）
　Photo：KUALA LUMPUR, MALAYSIA – MARCH 03: Misa Eguchi of Japan in action during day two of the BMW Malaysian Open at the Royal Selangor Golf Club Tennis Court on March 3, 2015 in Kuala Lumpur, Malaysia. (Photo by Stanley Chou/Getty Images)