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前半戦を終えて勝ち点1という結果にも動じないMF遠藤「我慢する時期」

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前半戦を終えて勝ち点1という結果にも動じないMF遠藤「我慢する時期」

 前半戦を終えて勝ち点1という結果にも動じないMF遠藤「我慢する時期」

 [3.18 ACLグループリーグ第3節 G大阪1-1ブリーラム・U 万博]
 
  勝ち点3の欲しかったホームゲーム。1-1に終わった試合を振り返り、MF遠藤保仁は「勝ち点3を取りに行かなければいけない試合だったので、(結果は)良くはないでしょう。ただ、(グループ突破の)可能性がゼロになったわけではありませんし、また次、アウェーで戦えるので、勝てば可能性はありますし、自分たちの力を信じて次の試合をやりたいかなと思います」と、前向きに話した。
 
  先制点を挙げたが、2点目を獲れない要因を聞かれた遠藤は「そうですね」と言い一呼吸おいて「運がないんじゃないですか。チャンスはありましたし、実際に3点くらい取れていておかしくないゲームでした。リードして後半を迎えることができたので、決して流れは悪くなかったし、FK以外、相手はほぼノーチャンスだったと思います。我慢の試合が続いているのかなと思いますけどね」と冷静だ。
 
  経験豊富なベテランは、シーズンを戦う中で難しい時期はあるものと言う。「勝っている時期は雰囲気がいいもの。それは僕たちだけではなく、スタジアムを含めて。少しずつ良くしていくしかない。連勝すれば、また雰囲気も変わるでしょうし、我慢する時期なのかなと。一年を通したらこういう時期もありますし、慌てることなくやっていきたいと思います」と、積み上げていくことが重用と説く。
 
  FW宇佐美貴史はグループリーグで戦った相手との力関係について、「相手に勝られているということではない」と話したが、遠藤も同じ考えだ。
 
 「ゲームは支配できています。そんなに得点を挙げられていないのは事実ですけど、チャンスもあると思うので。自分たちの良い部分をさらに出せれば、十分勝てるチャンスはあるんじゃないかなと思っています」
 
  チーム状態について「少しずつ良くなっていると思います」という遠藤は、結果が出ていない中でも、得られているものがあるという。「ピンチの数は本当に少ないと思うので、それをさらに少なくしていきたいし、(ACLには)一発でゲームの流れを変えられるような選手も多いので。そこの一発の怖さをみんな学んでいると思いますし、その辺はJリーグと違う雰囲気も感じられますし、いろんな面で良い勉強になっていると思います」。
 
  結果が出ないことで、戦い方に疑問が出てくることもあるだろう。だが、遠藤は続けていくことが大切と考えている。…

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