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宮村美紀が吉冨愛子を下して2009年以来のシングルス通算3勝目 [甲府国際オープン女子]

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宮村美紀が吉冨愛子を下して2009年以来のシングルス通算3勝目 [甲府国際オープン女子]

 宮村美紀が吉冨愛子を下して2009年以来のシングルス通算3勝目 [甲府国際オープン女子]

 今年14大会開催される、国際テニス連盟(ITF)公認の国際大会の第1戦目で、2週連続で開催される「大学シリーズ(山梨学院大学、亜細亜大学)」の開幕戦となる「甲府国際オープンテニス2015」(山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場/賞金総額 1万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。
  決勝に勝ち残ったのは第2シードの宮村美紀(フリー)と予選から勝ち上がってきた吉冨愛子(早稲田大学)。2014年インカレ女王の吉冨と早稲田大学在学中の2006年・07年にインカレ2連覇を果たした宮村の対決は、宮村が6-4 6-2で吉冨を破り、2009年10月のインド・プネー(1万ドル/ハードコート)以来となるシングルス通算3勝目を挙げた。
  早稲田大学の先輩後輩の関係でもある宮村と吉冨は、2月にトルコ・アンタルヤ(1万ドル/クレーコート)でダブルスを制しており、お互いの今季初優勝を飾っていた。今大会では吉冨が加治遥(園田学園女子大学)とのダブルスで優勝しており、甲府でお互いの今季2つ目のタイトルを獲得したことになる。
  8日間で12試合をこなした吉冨は、「ITFの大会で1回戦を突破したのは今回が初めてで、まさかここまでこれるとは思っていなかったので自信がつきました」と充実した大会を振り返った。
  ダブルスでは通算18勝を挙げている29歳の宮村は、「ここ数年、ダブルスで決勝に立つことはあってもシングルスでは約6年ぶりなので、優勝できるとは思ってもいなったです。昨年一度ダブルスでプレー(全豪オープン)したグランドスラムにまた出場したい。また、日本の大きな大会である全日本選手権のタイトルを獲りたい」と優勝のよろこびと今後の目標を語った。
 

 シングルス優勝の宮村美紀(左)と準優勝の吉冨愛子(右)

  次週は女子「大学シリーズ」第2戦目となる「亜細亜大学国際女子オープンテニス2015」(本戦3月24~29日/賞金総額 1万ドル/ハードコート)が、東京都西多摩郡日の出町・亜細亜大学日の出キャンパステニスコートで行われる。
  なお、山梨学院大学では引き続き、男子「大学シリーズ」第3戦となる「甲府国際オープンテニス2015」(本戦3月24~29日)が開催される。
 
 【シングルス決勝】
 ○32宮村美紀(フリー)[2] 6-4 6-2 ●14吉冨愛子(早稲田大学)[Q]
 ※[ ]数字はシード順位、Qは予選勝ち上がり、名前の左に付いている数字はドロー番号
 ※トップ写真は2009年以来のシングルス通算3勝目を飾った宮村美紀写真提供◎大会事務局
 (テニスマガジン/Tennis Magazine)

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