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若くして大役を任されることになった楽天の19歳左腕・松井
今、どのくらいの球団で不動のクローザーと呼べる存在がいるのだろうか。新しく配置転換され、守護神になる投手が多い2015年シーズン。その中で注目度の高いセ・パそれぞれの2人のクローザー候補は、いい状態をキープしたまま開幕に入ることができそうだ。
楽天の19歳、2年目の左腕・松井裕樹は若くしてその大役を任されることになった。先発としての期待値が高かったが、未来を見据えた大久保監督のアイディアからリリーフに。当初は中継ぎ、セットアッパーのポジションだったが、抑え候補のミコライオが腰の負傷で戦線離脱。「大事なところを任されるのは責任を感じます」とチームの信頼を受け止め、最終回のマウンドに立つ。
将来有望の左腕の抑え起用には賛否両論あるが、大久保監督は未来を考えて判断した。まだまだセットポジションなどに難のある松井を実戦で成長させる。また、先発投手は1度登板すると中5~6日は試合で投げることはない。勝てばいいが、負けたり、いい投球ができなければ、その間は気持ちのモヤモヤが消えず、フォームや精神状態が崩れることもある。しかし、毎日、試合に帯同していれば、その不安は短い期間で解消され、次の一歩を踏み出せる。
当然、松井という好素材をブルペンで使えることでチームの戦力アップにもつながる。松井自身にも、自分が必要されているという意識が芽生えている。もともとスライダーとチェンジアップが有効な投手だが、さらにスプリットを磨いている。
松井は8試合、澤村は6試合で無失点と開幕前の実戦で結果を残す
大久保監督は、14日のヤクルト戦でクローザー松井を初起用した。ピンチを招いたが、3つのアウトをすべて三振で奪い初セーブ。「9回を締めるむずかしさを感じました」と勉強の毎日が続く。それでも、オープン戦は中継ぎ登板を含めて8試合に登板し、0勝0敗3セーブ。失点は喫していない。松井の勝利の瞬間のシャウトが、シーズンに入ってからも聞こえてきそうだ。
セ・リーグに目を向けてみると、広島の新守護神・ヒース、DeNAの国吉も気になるが、やはり、巨人の新守護神・澤村拓一投手に注目が集まる。
150キロを超える直球は魅力だが、その迫力やボールの精度、制球力も上がっているように見える。こちらもオープン戦、練習試合の6試合で1点も許さず、上々の仕上がりで開幕に備える。…