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2年ぶりの完投勝利を収め、お立ち台でインタビューに答えるロッテの涌井=4日、QVCマリン
2年ぶりの完投勝利は、わずか105球。ロッテの涌井は「基本的にこんな球数で終わることのない投手なので、少ないなあ、と思いながら投げていました」。自分も驚くほどの投球を冗談交じりで振り返った。
ぽんぽんとストライクを取ることで、楽天打線の早打ちを誘った。二回に1点を失っても、リズムが崩れることはなかった。
調子が良くないと感じていた直球で押すことにはこだわらず、変化球を巧みに織り交ぜた。四球も出さず、3ボールにしたのも2度だけだった。
藤岡、唐川が早々と2軍落ちしていた先発陣にあって、開幕投手が2戦目で堂々の完投勝利を挙げた。
落合投手コーチは「雰囲気を変えてくれた。エースと呼べるような勝ち方だった」。成瀬が抜け、新たな柱になろうとしている涌井が頼もしく映ったろう。