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連敗に肩落とす鹿島セレーゾ監督「決定機に決め切れなかった」
[3.4 ACLグループリーグ第2節 FCソウル1-0鹿島 ソウル]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日、グループリーグ第2節を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地でFCソウルと対戦し、0-1で敗れた。開幕2連敗となった試合後のインタビューで鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は決定機を生かせなかったことを悔やんだ。
「選手はよく戦ってくれた。決定機に決め切れなかったことが、セットプレーでの痛い失点につながった」。序盤は鹿島ペースだった。前半11分、右CKに合わせたDF山本脩斗のダイビングヘッドはクロスバーを直撃。直後にはMF柴崎岳がGKと1対1の絶好機を迎えたが、シュートはGKの好セーブに遭った。
前半14分にもMF遠藤康のシュートがポストに阻まれるなど、チャンスを生かせない鹿島。すると徐々にソウルが流れを引き寄せ、0-0で折り返した後半立ち上がりから攻勢に出た。そして後半21分にFKからDFキム・ジンギュが先制点。鹿島は後半アディショナルタイムの決定機もMFカイオのシュートがGKのビッグセーブに阻まれ、最後まで1点が遠かった。
「試合が終わった直後なので、次の試合についてはコメントできない」と肩を落とすセレーゾ監督。次節18日には敵地で広州恒大(中国)と対戦する。前々回王者はこの日、前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)を敵地で3-2で下し、開幕2連勝。崖っ縁の状況で最大の難敵に挑むことになる。
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