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ドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSV(HSV)は現地時間22日、ヨーゼフ・ツィンバウアー監督の解任を発表した。
後任はシーズン終了までペーター・クネーベルSD(スポーツディレクター)が務める。
HSVは、昨季同クラブを残留に導いたミルコ・スロムカ氏が引き続き指揮を執っていたが、開幕から3試合で1分2敗とスタートダッシュに失敗。昨年9月にスロムカ氏を解任し、U-23を率いていたツィンバウアー監督を昇格させた。
それでも改善されず、現在はリーグ戦6試合未勝利で16位に低迷。20日に行われたヘルタ・ベルリン戦も0-1で残留争いの直接対決に敗れた。
今季終了までは同SDが指揮を執る予定だが、すでに来季に向けての監督の人選も進んでおり、23日のドイツ紙『ハンブルガー・アーベントブラット』によれば、元マインツのトーマス・トゥヘル氏と交渉を進めている模様。
しかし、来季監督業に復帰すると言われている同氏には2部のRBライプツィヒ、ジョゼップ・グアルディオラ監督の去就が不透明なバイエルン・ミュンヘンも興味を示していると言われており、争奪戦は免れそうにない。
ブンデスリーガ創設以来、唯一降格経験のないHSV。今季すでに2度目となる監督交代の危機に陥り、来季の前にまずは今季残留が最大のテーマになる。