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◇右肘靱帯の修復手術、権威のアンドルーズ医師が執刀へ
【サプライズ(米アリゾナ州)田中義郎】米大リーグ、レンジャーズは13日(日本時間14日)、ダルビッシュ有投手(28)が、右肘靱帯(じんたい)の修復手術(通称トミー・ジョン手術)を受けると発表した。手術は17日に米フロリダ州で行われ、同手術の権威、ジェームズ・アンドルーズ医師が執刀する。復帰には通常1年以上を要するため、ダルビッシュ投手の今季中の登板は絶望となった。
この日、当地で記者会見に臨んだダルビッシュ投手は「僕は基本的にポジティブな性格。暗い気持ちでは全くない。(最初に診察を受けた医師から)手術をした方がいいんじゃないかと言われた瞬間に(手術を)決めた」と語った。
ダルビッシュ投手は5日の今オープン戦初登板で右上腕の張りを訴え、1回12球で降板。6日に精密検査を受け、右肘靱帯の損傷が明らかになった。当初は部分断裂と発表されたが、ダルビッシュ投手は「断裂ではなく、擦り減っている状況」と説明した。
ダルビッシュ投手は2012年にポスティングシステム(入札制度)を使って6年契約でレンジャーズ入り。3年連続2ケタ勝利を記録するなど大リーグ通算成績は登板83試合で、39勝25敗、防御率3.27。昨季は8月に右肘の炎症で戦線離脱し、そのまま登板せずにシーズンを終えた。
◇トミー・ジョン手術
損傷や断裂した肘の靱帯(じんたい)を切除して他の部位から正常なけんを移植し、靱帯を再建する手術。1970年代に米大リーグ、ドジャースのチーム医師だったフランク・ジョーブ博士(故人)が手法を確立。74年に初めて手術を受けたトミー・ジョン投手にちなんで名付けられた。日本選手では過去に村田兆治氏、桑田真澄氏、現役では松坂大輔投手や和田毅投手、藤川球児投手らも経験した。