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[3.7 J1第1節 神戸0-1柏 ノエスタ]
3シーズン連続の開幕弾だ。アウェーでのJ1開幕戦に臨んだ柏レイソル。この試合唯一の得点を奪ったのは、黄色いユニフォームの9番を背負うストライカーだった。
主導権を握りながらスコアレスで迎えた後半18分、左CKの流れからDF輪湖直樹がファーサイドへ送ったクロスをフリーで待っていたのはFW工藤壮人。GKが飛び出して空いてしまったゴールマウスへとヘディングを叩き込んだ。「前半から良いスタートが切れていた。相手のプレッシャーをいなしながら、攻撃の入り口を見つけて、自分たちのペースで進めていたので、ゴールは自然と生まれると思っていた」。3日のACLビン・ズオン戦(5-1)に続く、公式戦2試合連続でのゴールを決めた。
「勝ち点3」にこだわったからこそ、結果がついてきた。「ハーフタイムに(吉田達磨)監督も言ってましたけど、前半のサッカーではまだまだ“良いチーム”で終わってしまう。そこに勝ち点3。“良いチーム”ではなくて“強いチーム”と言われるのは、そこの違いだと思う。“良いサッカー”をしても勝てなきゃ意味がない。これからはキレイなサッカーの中で結果を求めていく」。
そのために詰積み上げるべき部分もわかっている。「勝っているとき、相手がギアを上げてきたときに、どれだけ多くの自分たちの時間をつくれるか。まだまだ成長すべきところだと思っています。ただ、結果とともに少しずつ内容も伴ってきているので、選手も自信になっていると思う」。これでACLも含めた公式戦は3勝1分。期待と不安が混ざった新生・柏は上々のシーズン開幕を迎えている。
(取材・文 奥山典幸)
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