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<Tポイントレディス ゴルフトーナメント 最終日◇22日◇若木ゴルフ倶楽部(6,304ヤード・パー72)>
1打差に5人がひしめく大混戦に加え、歴代で2番目の長さとなる6ホールのプレーオフの大激闘を制したのは、ここ4年間勝ち星から遠ざかっていた飯島茜だった。
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昨日2位タイに浮上したものの、「最終日も欲をかかないで無理をせず。チャンスが来たときにものにできたら」と話していた飯島。スコアを1つ落として後半に入り、13番ではまさかのOBでダボ。万事休すかと思われたが、14番、16番でやっときたチャンスをものにしバーディを奪うと、最終18番パー5でもサードショットをピンにピタリとつけバーディ。先にホールアウトしクラブハウスリーダーとなっていた全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)に土壇場で追いつきプレーオフへ持ち込んだ。
そのプレーオフは飛距離、攻め方が似ている2人で行われたこともあり一進一退。そうして3回目のピン位置変更が行われた6ホール目、3打目を92ヤードの位置からベタピンに付けると、全が長いバーディパットを外したのを見届けた後に落ち着いて沈め、1時間47分の激闘に自らの手で終止符を打った。
飯島は過去6勝を挙げているものの、2010年の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」以降勝ち星は無し。2012年のシーズン前に「若い子の方が勢いがあるし、居場所がなくなるんじゃないかな」と危機感を感じ、何かしなければと片山晋呉に教えを請うた。
それからも中々結果に結びつかなかったが、教えてもらい始めて3年の時が経過した今年の1月。タイ合宿に行った時に飯島のスイングに劇的な変化が起こる。「クラブが前から入る癖がずっとあって、インパクトが薄かったんです。中々治らなくて…それがアプローチでも出ちゃうから、タイに行って2週間はひたすら短いクラブを練習しました」。
すると突然、飯島自身が「インパクトの入りが良くなった」と感じるようになると、一緒に練習していた笠からも「すごい良い音してますね」と言われるくらい見違えてショットが良くなったという。そして帰国後、実際に片山に見てもらうと「もう大丈夫、すごい変わったね。やっと今までやってきたことが結びついたね」とお墨付きをもらうまでに。師匠が認めたそのショットは、パーオン率を劇的に高めたという。
そしてその手応えは、パターにも良い効果を生み出した。…
【プラニツァ(スロベニア)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は22日、スロベニアのプラニツァでフライングヒルによる個人最終戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、42歳の葛西紀明は223・5メートル、229メートルの405・5点で8位だった。
ユーリ・テペシュ(スロベニア)が230・5メートル、244メートルの436・4点で2季ぶりの通算2勝目を挙げた。伊東大貴は12位、竹内択は28位だった。
個人総合は最終戦7位のセベリン・フロイント(ドイツ)が1729点で初制覇。日本勢は葛西の6位が最高だった。
日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は22日、新関脇の今場所で1横綱2大関を破って13勝した照ノ富士について、夏場所(5月10日初日・両国国技館)が「大関取り」の場所になるとの見解を表明した。「14勝以上で優勝したら、見方も変わるかもしれない」と、好成績での優勝を条件に大関昇進の可能性を示した。
大関昇進は「三役で直近3場所を計33勝以上」が目安とされ、今場所が新三役だった照ノ富士が2場所目で大関取りに臨むのは極めて異例。1938年夏場所で前田山(元横綱)が小結1場所で大関に昇進したが、1場所15日制が定着した49年夏場所以降では、吉葉山(元横綱)が50年秋場所の新三役(関脇)から2場所連続13勝で昇進した1例のみだ。
伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は「14、15勝ぐらい勝てば可能性はゼロではない」。井筒副部長(元関脇・逆鉾)も「初場所は平幕とはいえ、三役と同様に上位陣と総当たりする位置で勝ち越していた点も考慮されると思う」と同様の見方だ。【大村健一】
女子ゴルフのTポイント・レディース(佐賀県若木GC=6304ヤード、パー72)は最終日の22日、首位と3打差の2位で出た飯島茜がイーブンで回り、通算3アンダーの213で並んだ全美貞(韓国)とのプレーオフを制して2010年9月以来、4年半ぶりの優勝を果たした。ツアー通算7勝目で、日本人選手の優勝は今季3戦目で初めて。優勝賞金1260万円を獲得し、生涯獲得賞金4億円を突破した(40人目)。
飯島は14番から三つスコアを伸ばし、この日のベストスコアの全美貞と並び、6ホール目で飯島がバーディーを奪って決着した。1打差の3位に上田桃子、一ノ瀬優希、藤本麻子。前日首位のO・サタヤ(タイ)は3オーバーの18位に終わった。17歳のアマチュア・永井花奈(東京・日出高)は通算2オーバーの12位だった。
◇激戦 6ホール目で決着
18番ホールで繰り返されたプレーオフの6ホール目。飯島の第3打はピン手前1.5メートルにつけてバーディーチャンス。一方の全美貞は10メートル以上残した。先に打った全美貞のパットは届かず、飯島はきっちり決めて勝負あり。2時間近くにわたったプレーオフの激戦を終え、飯島が笑みを浮かべた。
首位と3打差の2位でのスタート。「今週勝てなかったとしても次がある」。飯島には心の余裕があった。1月中旬から1カ月間、タイで手が痛くなるまでひたすら打ち込んだ。一緒に練習した笠りつ子から「いい音してる」とショットを褒められた。帰国後、師事する片山晋呉に見てもらい、「もう大丈夫。今までやってきたことが結びついてきたね」と太鼓判を押され、自信を深めた。
今年からパターを昔使っていたものに戻し、握りもクロスから順手に変えた。この日は前半ボギーが先行。13番ではダブルボギーをたたいたが、精度の高いショットでピンそばにつけ、三つ取り戻して、プレーオフに持ち込んだ。
プロ11年目の31歳。優勝から4年半遠ざかり、「引退」の二文字が頭をかすめたこともあったという。久々の勝利に「今年は1勝が目標だったので、目標を変えていきたい」と飯島。更なる勝利への意欲をかきたたせていた。【早田利信】
○…全美貞は5バーディー、ボギーなしと完璧なゴルフを見せたが、飯島とのプレーオフに敗れ、今季開幕から3戦連続の外国勢優勝はならなかった。バーディーチャンスを確実に決め、前半で二つ、後半三つスコアを伸ばした。2時間近いプレーオフでは「何も考えてなかった」と淡々とプレーしたが、6ホール目で力尽きた。「残念は残念だったけれど、いいプレーができた。200%納得しています」と、さばさばした表情で振り返った。
後半、同点ゴールを決めて喜ぶ名古屋の矢野(右から2人目)ら=22日、瑞穂陸
名古屋は3戦白星なし。1点を追う後半24分に同点ゴールを決めた矢野は、「先手を取れないのが課題。追い掛けるシーンばかりなので修正しないといけない」と反省した。
西野監督は「後半は全体的なテンポやサイドからの攻撃の中で、チャンスがつくり出せた」と評価する一方、「ホームでの2試合がドローになったので、いろいろなてこ入れをする必要がある」と話した。