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AT被弾で勝ち点2を失ったG大阪 MF遠藤「まだまだ始まったばかり」

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 AT被弾で勝ち点2を失ったG大阪MF遠藤「まだまだ始まったばかり」
 
 [3.7 J1第1ステージ第1節G大阪2-2 F東京 万博]
 
  0-2で敗れたAFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)の開幕戦に続き、Jリーグ開幕戦となったFC東京戦後も、ガンバ大阪イレブンは、一部ゴール裏サポーターからブーイングを浴びせられた。一時は2-0とリードしていながら、F東京の要注意人物であるFW武藤嘉紀にアディショナルタイム弾を含む2ゴールを許し、勝ち点2を逃す形となった。
 
  2-0とリードしてからは、F東京の攻撃を受ける時間が続いた。以前のG大阪であれば、試合を決めにかかっていただろうが、長谷川健太監督が就任して守備面が強化された現在のチームには「守る」という選択肢もある。
 
 「もちろん3点目を奪いにいければ良かったのですが」と前置きした遠藤は、「リスクを負って攻める点差でもないし、全体的に守備もうまく戦えていましたからね。結果的には(追いつかれて)残念ですけど、全体を見れば内容も向上しているし、今日みたいな試合を続ければ、全然問題ないのかなと思います」と続けた。
 
  さらに2つの失点シーンについて振り返り、チームの課題を述べている。「2点目はしょうがない」と、後半アディショナルタイムのゴールについては、決めた武藤を誉め、問題は最初の失点だと言う。
 
 「1点目は人がいたのでね。あそこでもう少しうまく守れると良い。すべての精度を少しずつ上げていければいいかな。ただ、(点は)取られるときは取られますし、その取られるシーンの数を少なくしていけばいい。毎試合ゼロ(失点)で終わらせるのも、なかなか難しいですが、極力、失点を減らすことを考えながらやっていければいいと思います」
 
  G大阪にとっては、2連敗を喫したACLを含め、思うような結果が出ないシーズン序盤となっているが、遠藤は落ち着きはらっている。「試合を重ねればよくなっていくと思いますし、まだまだ始まったばかりなので。まだまだうまくいかないところはあると思いますが、全体を通してみれば、次につながる試合ができた。次、アウェーでしっかり勝ち点3を獲りたい」と、アウェーでの鳥栖戦に切り替えた。
 
 (取材・文 河合拓)

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