社会そのほか速
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1995年にアニメ1回目が放送され、いまでも新作映画が継続している大人気作品といえば『新世紀エヴァンゲリオン』である。
記者(私)はいままでエヴァを見たことがなかったのだが、とある強烈なエヴァマニアの知人に勧められ、エヴァアニメ全編と映画すべてを最近視聴した。
観た感想としては、“確かに面白いし人気が出るのも分かる” と感じたのは事実。だが、あまりに登場人物がアレだったりいろいろヤバい部分があったりして、名作だとは思えなかった。
なぜエヴァが名作だと思えなかったのか?(エヴァファンの方すいません) その理由をいくつかご紹介したいと思う。
1.NERVの職員が全員クズ
シンジを引き取った葛城ミサトは一見マトモだと思いきや、いつもエヴァに乗るシンジにムチャな要求をしたり、的確な指示ができずシンジが発狂。それなのに階級が上がったりする。
また、ミサトだけでなく父のゲンドウも “明らかに中学生に言ったりしたらダメなこと” を連発し、またシンジが発狂。それでエヴァンゲリオンが暴走したらシンジのせいにする超絶クズだ。
また、職員たちもゲンドウに頭が上がらないのか、上層部の失敗を棚に上げて問題が起きたらエヴァのパイロットのせいにするクズばかり。これではシンクロ率が下がっても仕方ないだろう。それなのにアスカのシンクロ率が下がったら切り捨てようとする、信じられないレベルのクズである。
最後はAAAヴンダーとNERVで仲間割れ(笑)という事実が発覚したときはコーラを口から吹きそうになってしまった。
2.エントリープラグ強制射出に失敗しすぎ
パイロットの生命を守るために重要である、ピンチになったときの「エントリープラグ強制射出」に毎回失敗。エヴァンゲリオンがポンコツなのか NERV の技術がクソなのかは分からないが、毎回失敗するぐらいならコックピットに自爆装置でも仕込んでおいて使徒を道連れにした方がまだマシ。
特に「 NERV 頭おかしいんじゃねーか?」と思ったのは、アメリカから空輸したエヴァ参号機に使徒が浸食していたのにエントリープラグを挿入するまで気づかない(ここで超ありえない) → 「エントリープラグ強制射出に失敗しました!(苦笑)」となるところ。
お前いままでどんだけ使徒見てきたんだよと突っ込まざるを得ない、あまりの失態っぷりに呆れるしかない。また、テストにアスカ(アニメではトウジ)を使い強制射出失敗 → シンジに殺せと命令のコンボは、人間のクズとしか言いようのない流れであった。
最終的にダミープラグに戦わせるなら、テストもダミープラグでやればよかったんじゃねーの? とこちらも呆れるしかない、サードインパクトが起きて当然な危機管理能力の無さである。これでサードインパクトが起きたのをシンジのせいにするのだから、もう使徒に滅ぼされればよかったのに! と思ってしまった。
3.渚カヲルで腐女子ウケを狙いすぎ
言葉のとおりです。
――以上である。とにかく私が言いたいのは「 NERV がクソすぎてシンジがかわいそうだった」ということ。 NERV は中学生にムチャを押し付けるワリに責任を全くとらない、クソッタレ集団である。
このことをエヴァファンの知人に話すと「エントリープラグ強制射出は最後の手段だから失敗しても仕方ない! それに極限状態だからこうなって当然!」と AT フィールド並の超理論を展開してきたので、まったく私の話が通じなかった。
もしかすると私のような感想を持つ人のほうがまれなのかもしれないが、ほかのエヴァファンのみんなはどう思っているのだろうか? ぜひ感想を聞いてみたい。
執筆:なかの