2位に3打差をつけて逃げ切り、ツアー通算2勝目を挙げたキムヒョージュ　JTBCファウンダーズカップ(2015)(最終日)　写真・Getty Images

JTBCファウンダーズカップ（3月19日～22日、米国アリゾナ州・ワイルドファイアGC、6601ヤード、パー72）
　
　　現地時間22日に行われた大会最終日。首位のキムヒョージュ（韓国）が通算21アンダーで2位のステーシー・ルイスに3打差をつけて逃げ切り、今季初優勝。ツアー通算2勝目を挙げた。
　
　　16アンダーで首位のキムヒョージュと2打差で追うステーシー・ルイス、最終組二人の優勝争いとなった最終日。ともに2番でバーディが先行すると、キムが4番をボギー、ルイスも7番でボギーをたたき、9番は両者バーディで2打差のままバックナインへ。
　
　　キムは10番でボギーをたたくが11番から3連続バーディ、さらに15番のバーディで通算20アンダー。一方のルイスも12番、13番と15番、16番の二つの連続バーディで通算19アンダーと伸ばし、1打差に迫って迎えた最終18番。ボギーをたたいたルイスに対し、バーディを奪ったキムが通算21アンダーで今季初優勝。昨年のザ・エビアン選手権に次ぐツアー2勝目を挙げた。
　
　　リディア・コ（ニュージーランド）は通算15アンダーの6位タイ。ディフェンディングチャンピオンのカリー・ウェブ（オーストラリア）は通算9アンダーの34位タイで大会を終えた。
　
　　3日目を71で回り、60台が出せそうな手応えをつかんだという宮里藍は、1番をバーディでスタートし、3番、4番の連続バーディで波に乗り、前半を6バーディ、ノーボギーの30と6つ伸ばした。後半は10番で3パットのボギーをたたくなど伸ばせなかったが、8バーディ、2ボギーの66をマークして通算12アンダーの17位タイと上位フィニッシュを果たした。
　
　　野村敏京は6バーディ、2ボギーの68で回り、通算11アンダーの24位タイ。宮里美香は70で回り、通算8アンダーの37位タイ。上原彩子も3つ伸ばして通算7アンダーの45位タイと日本勢は全員が最終日にスコアを伸ばし、順位を上げて大会を終えた。
　
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