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ジョーダン・スピースの完全優勝を支えたのは今年でオーガスタを去る同郷のベン・クレンショーが授けたグリーン攻略法

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ジョーダン・スピースの完全優勝を支えたのは今年でオーガスタを去る同郷のベン・クレンショーが授けたグリーン攻略法

 ジョーダン・スピースの完全優勝を支えたのは今年でオーガスタを去る同郷のベン・クレンショーが授けたグリーン攻略法

 

 大会前日、クレンショーとスピースはともに練習ラウンド。そこに加わったのはこの大会に復活を懸けていたタイガー・ウッズだった

 今年のマスターズは、21歳の新鋭、ジョーダン・スピースが初日トップに立ち、4日間その座を譲らず快走、通算18アンダーのトーナメントタイ記録で優勝した。
 
  マスターズではスタートダッシュしても優勝への保証はまったくない。スピースの好ダッシュは来るべきどんでん返しを予測させる材料にさえ見られたが、周囲の好奇の目を裏切るように、その後も堅いゴルフを続けた。時折やや右にそれるショットは出たが、まず隙のないゲーム運びといっていい。派手さはないが弱点もない、詰めの素晴らしいゲームだった。
 
  マスターズでは多くの選手がホテルではなく家を借りる。スピースは家を2軒借りた。一つは友人たちが寝泊まりし、もう一軒はスピースがごく少数の家族と静かに休む家だ。21歳の若者ならにぎやかに一週間を過ごして当然かもしれないが、スピースは違った。
 
  さて、スピースと同じテキサス州出身、マスターズ2度優勝のベン・クレンショーが、63歳、44回目のマスターズを最後と決めた。スコアに関係なくクレンショーの行くところ、パトロンのスタンディングオベーションが迎え、感動と涙の2日間だった。
 
  1976年以来、マスターズでクレンショーのキャディを務めてきたのが、カール・ジャクソンだ。マスターズは83年からそれまでのハウスキャディ使用義務がなくなり、多くの選手が普段コンビを組んでいるキャディに切り替えたが、クレンショーはハウスキャディのジャクソンを使い続けた。
 
  ジャクソンは今、アーカンソーのゴルフクラブのキャディマスターをしているが、毎年マスターズにはオーガスタに戻り、クレンショーのバッグを担いできた。
 
  クレンショーのパッティングには定評があり、あの難しいグリーンで3パットなしという記録も持っている。そしてジャクソンは、デリケートな切れ方をするオーガスタナショナルGCのグリーンの読みにおいては、誰もはるかに追いつかない際立った腕とセンスの持ち主だ。実直でチャリティー活動にも熱心な人柄もあるが、クレンショーがジャクソンとのコンビを崩さなかった決定的な理由はここにある。今年はジャクソンが体調を崩し、肋ろっ骨こつも痛めていて医者に止められ、コンビを組めなかった。
 
  スピースは昨年、そして今年、クレンショーからオーガスタナショナルGCのグリーン攻略法を、くまなく教えてもらった。欲張らず自分のゴルフを全うした精神力とハイレベルな技術は、これからの時代の新旗手であることをはっきり示した。
 
 
 文・岩田禎夫
 週刊パーゴルフ(2015年5月12・19日合併号)掲載
 
 
 岩田禎夫(いわた・さだお)
 1933年生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年にフリーのゴルフジャーナリストに転向。以降、現在まで米PGAツアーを中心に世界のゴルフを追いかけている。
 
 本記事は「ParOn」から提供を受けております。
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