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体調に不安を抱えながらの出場となるディフェンディングチャンピオンの一ノ瀬優希 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ(2015)(事前情報) 写真・鈴木祥
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ(3月13日~15日、高知県・土佐CC、6217ヤード、パー72)
先週、開幕した日本女子ツアーの今季第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップが明日開幕する。昨年は、プレーオフの末に一ノ瀬優希がツアー2勝目を挙げた本大会。海沿いで強風が吹く難コースを今年は誰が制するのか注目が集まる。
その一ノ瀬だが、昨年は5月にも勝利を果たして絶好のシーズンスタートを切ったが、その後は左鎖骨付近の痛みに悩まされ、7月に出場したセンチュリー21レディス(途中棄権)以来、特別保障制度が適用されてツアーを休んだ(病名:左胸郭出口症候群)。休養、懸命な治療、トレーニングを積んできたが、症状が完全に治ることはなく、ついに先週の開幕戦を迎えた。
「試合勘というものにビックリしています。練習ラウンドでできていることも、試合になると気持ちをコントロールできなくて、結果に繋がりませんでした」
初日こそ8位タイの好スタートを切ったが、2日目以降は失速して48位タイに終わった。そして迎えた2戦目。ディフェンディングチャンピオンとして戻ってくることになった。
「先週は痛めている部分は大丈夫でしたが、今週はあまり調子がよくないです。トレーナーさんが来ていないので、電気をあてたりと、自分でケアをしています。だいたい1時間くらいです」
連日10度を下回る気温に冷たい海風が吹き荒れるコンディションに少し心配そうな顔を見せた一ノ瀬。それでも、出ると決めたからには結果は欲しいと心境は複雑だ。
「2連覇は私しか目指すことができませんし、結果は欲しいところですが、今はできることをしっかりとやりたいです。ゴルフや感覚としてはまだ6割くらいの回復具合です。ここから調子を上げていきたいですし、来月の熊本での大会や、メジャー大会で戦える状態になっていたいです」
メンタル面や小技には不安は残るものの、試合に出ながら感覚を取り戻していきたいという一ノ瀬。まずは縁起のいい本大会で復活への道を切り開く。
文・高桑均
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