社会そのほか速
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中学生の死をめぐる真実と嘘――。事件はまるで、今週末から公開される宮部みゆき原作の映画「ソロモンの偽証」のような展開になっている。
川崎市立中1年の上村遼太君(13)殺害事件。主犯格とみられる18歳の少年Aは、逮捕された他の2人の少年も上村君をカッターで切りつけた旨の供述をしているという。
全容解明には時間がかかりそうなのだが、この事件にはまだ“謎”が残っている。
「Aは当初、別の事件の“容疑者”としてネット上で顔写真や実名をさらされた。上村君の事件の前日(2月19日)、横浜市の野毛山公園で、横浜市立中に通う中2の男子生徒が公園のトイレで顔を殴られ、重傷を負っているのが見つかった事件です」(捜査事情通)
野毛山事件では、ネット上でAを含む5人が“容疑者”として浮上。Aは野毛山と上村君の両方の事件に関わっているという噂も流れたが、一体どうなったのか。
「Aを除く4人は横浜を拠点にする不良グループで、Aとは顔見知りだったようですが、いずれも野毛山の事件には関わっていないとみられています。真犯人は横浜市の別の不良グループで、現在逃走中です。神奈川県警は見つけ次第、逮捕する方針。事件の背景には不良グループの“オンナ”をめぐる争いがあったようです。幸い被害者の男子生徒は意識が戻り、無事回復している」(捜査事情通=前出)
ネット上の“偽証”がAをめぐる報道を過熱させたことは間違いない。怖い時代だ。