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東京都武蔵野市を中心に、市と協働で活動する地域猫の会「むさしの地域猫の会」では、現在、猫の里親を募集している。
むさしの地域猫の会とは
むさしの地域猫の会は2006年9月に発足。ボランティアと武蔵野市環境政策課との協働で、猫によるトラブルをなくし、人と猫が快適に共存できる街づくりを目標にしている。
具体的な活動としては、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の助成、飼い主のいない猫のTNR(一時保護・不妊去勢手術・リターン)活動、里親募集、飼い猫の適正飼育の普及など。
里親になるまでの流れ
むさしの地域猫の会は、日々の活動の中で保護した猫の里親を、譲渡会の開催やポスターの掲示、ホームページなどで募集している。猫は同会のスタッフの家で保護されているという。
里親を募集している猫は、ホームページで公開している。譲渡条件などを確認して同会に連絡し、猫と顔を合わせる「お見合いの日時」を決定。お見合いの場所は、自宅や保護しているスタッフの家など、希望にあった場所をセッティングする。
お見合いでは、スタッフが家族構成や、ペット飼育の状況、住んでいる住居がペット可の物件であるかなど、猫が安心して暮らせる環境かどうか確認する質問も行う。お見合いを経て、里親になることを決心できた場合は、猫との生活を開始できる「お試し期間」がスタート。正式な譲渡は、お試し期間が無事終了した後となる。
なお、むさしの地域猫の会では猫が安心して暮らせるよう、完全室内飼育をお願いしている。
譲渡の際は、諸経費として、1匹あたり一律5,000円が必要。猫を届ける際の交通費、保護時の病気や怪我の治療費、猫の餌やトイレの砂代、猫じゃらしなどの玩具代に充てられる。
詳細は、公式サイトで案内している。
(画像は本文と関係ありません)