社会そのほか速
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ヤンキースの田中将大投手(26)は18日(日本時間19日)、フロリダ州オーランドでのブレーブスとのオープン戦で今季2度目の先発マウンドに上がり、3回2/3を打者12人に2安打無失点。無四球で3三振を奪い、勝利投手となった。「前回同様にいい投球ができた」と本人も納得。右肘故障の不安を感じさせない内容で開幕投手をアピールした。
とても右肘靭帯を故障したとは思えない安定感だった。オープン戦初登板となった12日と同じブレーブスを寄せ付けず、2試合連続無失点と見事な投球をみせた。
ブレーブスの主力を並べた打線に、最速93マイル(150キロ)の速球に、スライダー、スプリッターを制球よく決めた。1回は先頭のペレスを二ゴロ。2番ピーターソンを見逃し三振。米球宴2度出場の3番強打のフリーマンにはフルカウントに持ち込まれたが、外角への変化球で空振り三振。19球で無難に立ち上がった。
2回1死後、5番ピアジンスキーに外寄りの球をうまく中前に弾き返され、オープン戦初安打を許したが、続くシモンズを低めに沈む変化球で遊ゴロ併殺。
3回は、下位打線をわずか5球で遊ゴロ、左飛、投ゴロの三者凡退という究極の省エネピッチング。4回は先頭のペレスをスプリッターで空振り三振。ピーターソンを二ゴロとしたあと、フリーマンに2ボールからストライクを取りに行った3球目を右翼に二塁打されたところで降板。球数45で予定通りの調整だった。
敵地のファンから大きな歓声が起こると、田中は丁寧に帽子を取った。救援が次打者を遊飛に打ち取ると、田中はベンチから拍手を送った。申し分のない投球だった。
手術を回避した右肘の調整は、ここまでは何の心配もない状態。実況のアナウンサーは田中のスプリッターを「ビューティフル」と絶賛。「ヘルシー(元気)だ」と喜んだ。
■田中の話 「結果から分かるように、前回同様いい投球ができた。(併殺打は)欲しいところだったので、イメージ通りに取れて良かった。走者を残して回の途中でマウンドを降りるのは気持ちのいいものではないのでしっかり抑えたかったが。(ゴロが多かったのは)いい球がそれだけ多かったのかなと思う。いい動きを球がしてくれた」2015/3/19 16:56 更新