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重大病が見つかるチェックリスト「頭痛」

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重大病が見つかるチェックリスト「頭痛」

重大病が見つかるチェックリスト「頭痛」

 

 季節の変わり目は、「何となくカラダの調子が悪い」と感じる人が多いものです。どこも痛みや思い当たる原因はないのに、なぜか体全体がだるかったり、気分がすぐれなかったり──。そして、その「何となく不調」が少しずつ重くなってゆき、ある日突然、何かしらの形で発症するケースも多々あります。

 そうした「何となく不調」から起こりやすい症状の最たるものが「頭痛」です。現在、全国でおよそ3000万人が「頭痛」に悩まされているといいます。大手製薬会社のアンケート調査では、日本人の34.8%の人が慢性的な「頭痛」があると回答。つまり約3人に1人が「頭痛」を患っていることが明らかになりました。また、外来を初めて受診する患者の約10%が「頭痛」を主な症状として訴えているとも言われています。

 頭痛には、ズキンズキンと頭の片側が痛み、数時間から3日間ほど続く「片頭痛」や、頭の両側に締めつけられるような痛みが毎日続く「緊張型頭痛」、頭をえぐられるような激痛が1~2カ月毎日のように起こるが、やがて痛みが消失する「群発頭痛」など、さまざまなタイプがあります。

 頭痛が生じる理由が明らかになる場合もありますが、原因がはっきりせず、慢性的に繰り返し生じる頭痛は、ストレスなどの心理的、社会的要因が強く影響しています。これらの頭痛を「一次性頭痛」といいます。

 これに対し、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などの原因がはっきりしていて、重篤な病気に起因する場合も多い頭痛を「二次性頭痛」といいます。特に、これまでに経験したことのないような激しい痛みに襲われた場合は「二次性頭痛」でも迅速な治療が必要で、放っておくとたいへん危険です。処置をしないと、命に関わる頭痛もあります。決して見逃すことがないようにしてください。

 今回のチェック項目(ページ下部)も、いつものような「なりやすい人」ではなく、「医療機関を受診したほうがよい」かどうかを見分けるためのポイントです。【2】【4】【10】は「片頭痛」の特徴です。原因は、脳の血管を取り巻く神経に何らかの刺激が加わることで血管が広がり、痛みが起こると考えられています。【1】【6】は「緊張型頭痛」の特徴です。大きなストレスに見舞われたりしたあとに起こりやすく、原因としては頭の周りの筋肉が縮んで血液の流れが悪くなり、痛みが起こると考えられています。これらの項目に1つでも当てはまる人は、医療機関を受診しましょう。【7】【8】【9】【10】は、直ちに受診が必要です。

 自分でできる対策としては、まず「片頭痛」は、マグネシウムが不足すると起こりやすいと言われているので、日頃からホウレンソウや柿、大豆、魚介類などマグネシウムが含まれる食品を十分にとること。さらにビタミンB2が含まれる豚肉、ウナギ、緑黄色野菜も予防に効果的とされています。

 また、片頭痛は脳を取り巻く血管が拡張することによって起こるため、血管を縮める作用のあるカフェインの多い飲料(コーヒー、紅茶、緑茶など)を飲むことで症状が治まります。

 反対に、ハムやソーセージなどの練り製品に含まれる亜硝酸、中華料理などに使われるグルタミン酸ソーダ、そしてチーズやチョコレートなどの食品には片頭痛を誘発する成分が含まれているとされているので、頻繁に片頭痛が起きる人は控えたほうがいいでしょう。騒音や部屋にこもった汚れた空気なども片頭痛を誘発するため、カラオケやパチンコは避け、さらに血管を拡張させる入浴や飲酒もなるだけ控えましょう。

 ここで片頭痛に効果的な体操を紹介します。まず正面を向き、頭を動かさずに両肩を大きく回す。次に頸椎を軸として肩を大きく回転させ、頭と首をストレッチ。この体操は座ったまま行っても効果が得られます。頭痛が治まった時にやってみてください。

 なお、片頭痛が起こったら、部屋を暗くして、静かに休みます。痛みのある部分を冷やしたり、こめかみの動脈を押さえたりすると、痛みが和らぎます。

 一方、「緊張型頭痛」は、頭の周りの筋肉、とりわけ首の後ろ側の筋肉が緊張することによって起こります。いわゆる「首凝り・肩凝り」が原因です。そのため、緊張している筋肉の血流をよくして筋肉の疲れを取ると、頭痛もやわらぎます。血流をよくするには入浴や適度な飲酒という方法もありますが、体操が最も効果的なので、以下の体操をやってみましょう。

1、右肩を下げて力を抜き、首を左に倒して首筋を伸ばす。反対側も同様に。

2、肩の力を抜いて上げ下げする。

3、首をぐるぐる回す。

4、腹ばいになり、頭を上げる。しばらくそのままで。「緊張型頭痛」の予防には首の筋力をアップして、“首凝り・肩凝り知らず”になることが大事です。また、緊張型頭痛にはよく効くツボがあります。首のうなじの部分の「天柱」です。「天柱」のツボは特に頭痛、肩凝り、目の疲れに効くと言われています。手の中指が「天柱」に当たるように、両手の指を4本、首筋に沿って置き、その場で数分間、指を動かしてみてください。

 このように、頭痛もタイプによって、生活習慣の改善法や対処法が異なります。内科や脳神経外科などを受診される方が多いのでしょうが、診療科がわからない場合、かかりつけの医師で改善が認められない場合には、「頭痛外来」などの専門診療科を受診するのも一つの方法です。頭痛治療は主に薬物療法が中心となります。片頭痛では、痛みをやわらげる治療薬(各種鎮痛消炎剤、エルゴタンミン製剤、スマトリプタンなど)、発作予防薬(カルシウム拮抗薬、βブロッカー、抗セロトニン薬、抗てんかん剤、漢方薬など)があります。また、緊張型頭痛も、痛みを和らげる薬、筋肉の緊張をとる薬、ストレスに対する抗不安薬、抗うつ薬などで治療しますが、必要に応じて心理療法や自律神経訓練法などのケアも行われます。

 現在は、医師による処方が必要な医薬品の一部が市販薬(スイッチOTC薬)として販売されるようになり、薬局でも買えますので、それらを利用するのもいいでしょう。ただし、スイッチOTC薬を購入する際には、薬剤師に相談してサポートを受けるようにしてください。

──頭痛チェック項目──

【1】首や肩の凝りがひどい

【2】頭の片側だけがズキンズキンと痛む

【3】一度頭痛が起こると、痛みがどんどんひどくなる傾向がある

【4】頭痛がする直前に、チカチカするものが見える

【5】こめかみが締めつけられるように痛む

【6】ストレスを感じた時などに、頭全体がジワーンと締めつけられるように痛む

【7】熱が出て、首の動きが悪い

【8】手足にけいれん、しびれを感じる

【9】これまで経験したことがない激しい頭痛だと思う

【10】吐き気を伴う頭痛が起こり、悪化している

※1つでも当てはまる場合は、「医療機関を受診したほうがよい」ものです。特に【7】、【8】、【9】、【10】は、直ちに受診することをおすすめします。

◆監修 森田豊(もりた・ゆたか) 医師・医療ジャーナリスト・医学博士。レギュラー番組「バイキング」(フジテレビ系)など多数。ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の医療監修も務めた。

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