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月刊情報誌『日経トレンディ』(日経BP社)のネクストブレイク“2015年の顔”に選ばれた女優・杉咲花(17)が、29日に放送されるテレビ朝日系単発ドラマ『化石の微笑み』(後11:40~深0:35※一部地域を除く)で初主演を飾ることが12日、わかった。
杉咲花と小関裕太の胸キュンシーン
杉咲は1997年10月2日、東京生まれ。Cook DoのCMの豪快な食べっぷりがカワイイと話題を集めたほか、KDDI auのCMにも出演。数々のドラマや映画で豊かな表現力を発揮、個性的なキャラクターを演じてきた。その清楚でキュートなルックスもさることながら、2013年1月期のドラマ『夜行観覧車』(TBS)で反抗期の少女を熱演するなど、抜群の演技力で視聴者に高いインパクトを与える期待の若手女優だ。
ドラマ初主演に「うれしさは大きかったです!」と杉咲。「どんな役でもそれを自分が演じるということに喜びと緊張があるので、いつもと同じ想いで撮影に臨ませていただきましたが、またひとつ作品を作ることができるという楽しみを感じながら現場に入りました」とプロ意識をのぞかせる。
同ドラマは、昨年6月に発表された『第13回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞』大賞受賞作品。応募総数1495篇から選ばれた吉田光洋氏の作品で、認知症の祖母の世話をする女子高校生と、人と触れ合うのが苦手な男子高校生が、互いに困難を乗り越えて成長を遂げながら、小さな恋を実らせるまでを描いたヒューマンラブストーリー。
杉咲が演じるのは、認知症の祖母の世話をしながら高校に通う、家族思いのヒロイン・中村彩美。大切な人たちの想いや悩みにそっと寄り添う、心優しい彼女が好きになったクラスメートは、実は人と手をつなぐのが苦手だった…!? “不器用な恋”に揺れ、家族のあり方に悩み、成長していく女子高生役をフレッシュに演じる。
脚本を読んで杉咲は「人にやさしくしたい、そして、やさしい想いを大事にしたいと思いました。ドラマを観ていただいた方にそれを伝えることができたなら、すごくうれしい」と期待した。
彩美の恋の相手で、“汚れることに敏感なあまり、人と手をつなぐことができない”という悩みを持つ同級生・宮原和哉を演じるのは、小関裕太(19)。また、祖母・幸子役で草笛光子、幸子の妹・京子役で草村礼子が出演。2人のベテラン女優が若い主演をしっかりと支える。
自分で書いたシナリオが初めて映像化されることになった吉田氏は「本当にうれしい限りです。…