社会そのほか速
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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「メッセージ」と「メール」、どちらを使うべき?』という質問に答えます。
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「メッセージ」と「メール」は、利用するメールアドレスにより使い分けます。大まかにいうと「メッセージ」は短いやり取りに、「メール」はそれ以上に長い文章やあらたまった相手とやり取りするときに使います。
「メッセージ」では、電話番号でやり取りする「SMS」、通信キャリアから与えられたメールアドレスを使う「MMS」(ドコモは非対応)、そしてApple製品間で使える「iMessage」という3種類のサービスを利用できます。一方の「メール」は、iCloudに含まれるメールサービス(iCloudメール)と、プロバイダーが提供する一般的な(パソコン用の)メールサービス、さらにMMSも利用できます。
使い分けで問題になるのは、「メッセージ」と「メール」のどちらでも利用できる「MMS」の扱いではないでしょうか。通信キャリアから与えられたメールアドレス(キャリアメール/携帯メール)を長年使い続けるユーザは多く、特にプライベートな通信に使われています。
「メッセージ」と「メール」のどちらを使うべきかという質問ですが、その「プライベートなやり取り」の扱いにかかってくるのではないでしょうか。相手がごく親しい間柄の場合は、双方の発言内容を向かい合う吹き出し形式で参照できる「メッセージ」のほうが使いやすいでしょう。写真や動画も添付できるうえ、現在位置を教えあうことも容易です。
しかし、近年ではFacebookやLINEのメッセージング機能を利用するユーザが増え、以前と比較するとSMS/MMSを利用する機会は減っています。SMS/MMSをほとんど利用しないユーザは、「メール」だけで用が足りてしまうことでしょう。SMS/MMSを今後も使いたい、iPhoneユーザ同士でのやり取り(iMessage)が多い、というユーザは「メッセージ」を、それ以外のユーザは「メール」を中心に利用すればいいのではないでしょうか。